アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の推進
きぼうアジア利用推進室(Kibo Utilization Office for Asia: KUOA)は、アジア・太平洋地域において、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟が提供する宇宙環境の利用を推進し、「きぼう」の様々な価値を共有するため、2010年7月に設立されました。
JAXAは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(Asia-Pacific Regional Space Agency Forum: APRSAF)における宇宙環境利用分野にて、2005年よりアジア・太平洋地域の機関と多岐にわたる協力活動を推進してきました。
ISSプログラムは、人類に豊かな見返りを生み出すよう、国際協力の下で、宇宙での科学や技術さらには教育分野まで幅広い領域をカバーし、素晴らしい挑戦の場を提供しています。JAXAは、アジア・太平洋地域の仲間と「きぼう」を利用し、そこから得る恩恵を共有する様々な取り組みを行っています。
Kibo-ABC:
「きぼう」を利用したアジア・太平洋協力イニシアチブ
Asian Beneficial Collaboration through “Kibo” Utilization(Kibo-ABC)は、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に設置されたイニシアチブで、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の推進と、その価値を共有することを目的としています。
Kibo-ABCは、きぼうアジア利用推進室(KUOA)が事務局となり、Kibo-ABCの取り決め事項に賛同したアジア・太平洋地域の機関が参加メンバーとなっています。
Kibo-ABCでは、「きぼう」利用に関する多国参加型の各種プログラムの立案・実行における経験蓄積と能力向上、宇宙実験を目指す研究者・技術者・青少年への普及啓蒙と情報発信、そして日本との二国間協力プロジェクトの創出を行っています。
各種プログラム
活動紹介の各種ビデオ
アジア地域の宇宙機関担当者による「きぼう」利用に関するメッセージや、これまでに実施された活動を紹介するビデオを掲載します。
参考資料
- J-SSOD ICD/The Interface Control Document for Small Satellite Deployment [2.7MB]PDF
- Drop Shaft and Aircraft Experiment Guidebook [2.5MB]PDF
- A Half-second Microgravity - Instructor’s Manual [850KB]PDF
- Planning Guide for Space Experiment Research [1.15MB]PDF
- Kibo HANDBOOK [6.07MB]PDF
- Memoir of Japanese Space Experiments English [371.2KB]PDF
- Memoir of Japanese Space Experiments Indonesian [7.7MB]PDF
- Memoir of Japanese Space Experiments Vietnamese [6.7MB]PDF
- Memoir of Japanese Space Experiments Thai [9.0MB]PDF
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関連リンク
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA