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アジアの種子(SSAF)

アジア・太平洋地域の種子を用いた科学実験プログラム

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「きぼう」での植物実験を通して、アジア・太平洋地域の
若手研究者や青少年が宇宙実験の意義を学ぶ。

「アジアの種子(SSAF: Space Seeds for Asian Future)」は、Kibo-ABCのプログラムのひとつで、アジア・太平洋地域の若手研究者や青少年に、宇宙実験や宇宙環境利用研究について学ぶ機会を提供するために行われています。また、各宇宙機関に、「きぼう」利用に関する理解と経験を蓄積していただき、アジア・太平洋地域による「きぼう」利用を促進することも目的としています。

SSAFは、3回にわたり開催され、回を経るごとに内容を見直し、より多くの参加機関を得ながら、より高度なレベルへステップアップしています。

「きぼう」で撮影されたアジア諸国の植物の種子 ©JAXA/NASA

SSAFは、宇宙生物学の理解増進と、研究者・技術者・小学校の教員や児童等への幅広い層での人材育成への貢献を認められ、日本宇宙生物科学会の2019年度特別賞を受賞しました。

第3回アジアの種子2020-21 (Asian Herb in Space)

Asian Herb in Space (AHiS)は、以下の2つのミッションから構成され、アジア・太平洋地域の学生や若手研究者に、宇宙生物学を学ぶ機会を広く提供します。各国・地域での教育プロジェクトは、AHiS参加各機関が独自に計画・立案して実施します。

「ミッション1」では、日本のスイートバジル種子と、マレーシアのホーリーバジル種子を打上げ、軌道上で約1か月間栽培後、凍結回収し、日本とマレーシアの研究者が、植物への宇宙環境影響を解析(成長解析、代謝産物解析等)します。地上では、JAXAが提供したスイートバジル種子を参加学生が栽培し、軌道上の栽培結果と比較・考察すると共に、上記研究者の分析結果を参照し、宇宙実験の意義や成果を学びます。
「ミッション2」では、各国・地域から収集したハーブ種子を宇宙飛行させた後、各地に返還し、そこで参加各機関により教育・研究活動に利用されます。

バジルに給水する野口宇宙飛行士 ©JAXA/NASA
「きぼう」で成長するバジル ©JAXA/NASA

研究者は、長期宇宙滞在での生活の質向上のためのハーブ類の重要性を指摘し、また宇宙飛行士が自身で育て、生鮮食品として摂取する意義も示唆しています。その背景を踏まえて、マレーシア宇宙機関と研究チームが、科学教育テーマの材料としてハーブを選定し、AHiSプロジェクト構想を提案しました。

Kibo-ABCメンバーのうち、オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、日本、マレーシア、ネパール、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ、UAE、ベトナムが、AHiSに参加しています。(2021年3月現在)

日本語資料

第2回アジアの種子2013

「アジアの種子2013」では、アジア原産種のアズキ種子を「きぼう」で育成しました。参加宇宙機関は協力して準備を行い、学生および研究者がこのプログラムに参加し、自分達で種を育て、地上での比較実験を行いました。オーストラリア、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、タイ、ベトナムが参加しました。

地上実験に参加する生徒たち

第1回アジアの種子2010-11

地上実験に参加する生徒たち

アジアの4ヶ国(インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム)の1,000人をゆうに超える学生が「アジアの種子2010-2011」に参加し、「きぼう」から地上に戻った「宇宙の種」を育てる貴重な機会が提供されました。