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「きぼう」ツアー

KIBOTOUR

宇宙に浮かぶ有人実験施設を知ろう!

「きぼう」日本実験棟のイメージイラスト
「きぼう」日本実験棟
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「きぼう」のこと、
知っていますか?

「きぼう」日本実験棟は、
ISS国際宇宙ステーションの一部。
宇宙空間でいろいろな実験ができる、
空飛ぶ実験室です。

さあ、「きぼう」ツアーへ出発です!

きぼうツアーのイメージ写真その1

地球を飛び立ち、高度 400 キロメートルの宇宙空間...

きぼうツアーのイメージ写真その2

国際宇宙ステーションISS が見えてきました!

きぼうツアーのイメージ写真その3

近づいていくと、ロールケーキみたいな形をしたパーツで組み立てられていることがわかります。

きぼうツアーのイメージ写真その4

その中の1つ、これが 日本初 の有人宇宙施設、「きぼう」日本実験棟です。

「きぼう」日本実験棟を組み立てた若田光一さん・土井隆雄さん・星出彰彦さんの写真

2007~2009年の3回のミッションで3名の日本人宇宙飛行士が参加して組み立てられました。

「きぼう」日本実験棟の図解イラスト「きぼう」日本実験棟の図解イラスト
  • 船内実験室
  • 船外実験プラットフォーム
  • 船内保管室
  • ロボットアーム

主に4つのパーツからできていて、
宇宙飛行士たちが
「きぼう」でしかできない
さまざまな実験を日々行っています。

「きぼう」日本実験棟について

01船内実験室

ここは、宇宙飛行士の“オフィス”!
たくさんの実験装置を備え、毎日様々な作業が行われています。

地球とほぼ同じ気圧だから、地上と同じ服装で大丈夫!

「きぼう」でしかできない実験がたくさんあるんだ。
海外の宇宙飛行士たちも、ここで実験するよ。

ISSの船内では重力の影響がないから、ペンやノートはマジックテープでどこかに貼って、ふわふわ浮いてしまわないようにしているよ。

宇宙飛行士のイメージイラスト

船内実験室の写真その1クルーが撮影した「きぼう」

船内実験室の写真その2植物栽培実験装置で育成した植物と金井宇宙飛行士

船内実験室の写真その3日本実験棟 船内実験室内部

02船外実験
プラットフォーム

ISSでここだけ!
宇宙空間にさらされた、多目的な船外実験スペース。

2009年の長期滞在中に、ISSのロボットアーム(SSRMS)を操作して、若田宇宙飛行士たちが取り付けたんだ。

地球や宇宙を観測したり、宇宙にさらすことでしか確かめられない実験をしたり。ここでしかできない実験がたくさんあるよ。

実験装置は、「エアロック」から外に出すんだよ。

宇宙飛行士のイメージイラスト

船外実験プラットフォームの写真その1たくさんの実験装置が設置されている船外実験プラットフォーム

船外実験プラットフォームの写真その2「きぼう」の窓から見た船外実験プラットフォーム

船外実験プラットフォームの写真その3エアロックから宇宙の外へ搬出される様子

03船内保管室

実験のための道具、試料、消耗品や予備の機械などを保管する倉庫。

2008年に「きぼう」の第1便として打上げ。
つまり、船内保管室が日本初の有人宇宙機ということになるんだよ。

船内実験室と同じように、空気で満たされているから、宇宙飛行士は自由に行き来できるんだ。

宇宙飛行士のイメージイラスト

船内保管室の写真その2日本実験棟船内保管室内の様子

船内保管室の写真その3エンデバー号から撮影された船内保管室

04ロボットアーム

船外実験には欠かせない、宇宙飛行士たちの「右腕」!?

親アームと子アームは6つの関節があり、人間の腕と同じように動かせるんだ。
子アームは、2009年に「こうのとり」初号機で打ち上げて、「きぼう」船内で組み立てたよ。
そして、2010年に「きぼう」エアロックから外に出して設置したんだ!

ロボットアームが掴むための専用の台に、僕たちが実験装置を取り付けてエアロックから外に出すんだ。
そこからは、地上の「きぼう」運用管制室から遠隔操作しているよ!

ロボットアームを使って、小型の衛星を放出することもできるよ

宇宙飛行士のイメージイラスト

ロボットアームの写真その1超小型衛星の放出作業を行う大西宇宙飛行士

ロボットアームの写真その2実験装置を船外に設置する様子

ロボットアームの写真その3ロボットアームから宇宙に放出される小型衛星

「きぼう」のことをもっと知りたい方は、こちらへ

「きぼう」のつくり

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA