JAXAが主催する、第4回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge: Kibo-RPC)※1の参加チーム募集が終了しました。
参加チーム募集結果
今大会には、Kibo-ABC※2メンバーの国・地域とアメリカ合衆国、国連宇宙部(United Nations Office for Outer Space Affairs, 以下、UNOOSA)の合計12の国・地域・組織(表1)が参加し、過去最多の421チーム、1685人の応募がありました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
なお、今大会では、Kibo-RPC参加国・地域以外の参加希望者からの参加要望に応え、競技会を国際的に拡大させることを目的として、UNOOSAとの協力により、国連加盟国の学生にも参加機会を提供するUNOOSA international slotの枠組みを設置しました。この枠組みにより、Kibo-RPC参加国・地域以外に19の国から学生が参加しています。(表2)
表1. Kibo-ABCメンバー国・地域および米国、UNOOSAからの参加状況
国・地域名 | チーム数 |
オーストラリア | 3 |
バングラデシュ | 74 |
日本 | 27 |
マレーシア | 12 |
ネパール | 1 |
シンガポール | 6 |
台湾 | 29 |
タイ | 182 |
UAE | 8 |
ベトナム | 1 |
アメリカ合衆国 | 28 |
UNOOSA | 50 |
合計 | 421 |
表2. UNOOSA international slotの国別参加チーム数(ABC順)
国・地域名 | チーム数 | |
アジア地域 | インド | 1 |
インドネシア | 5 | |
パキスタン | 3 | |
フィリピン | 5 | |
アフリカ地域 | ベナン | 1 |
エジプト | 2 | |
エリトリア | 1 | |
ガーナ | 1 | |
ケニア | 7 | |
マダガスカル | 1 | |
ナミビア | 1 | |
ナイジェリア | 3 | |
チュニジア | 4 | |
タンザニア | 3 | |
南米地域 | ボリビア | 1 |
コロンビア | 1 | |
コスタリカ | 5 | |
ホンジュラス | 1 | |
メキシコ | 4 |
予選大会と決勝大会
参加チームは各国・地域・組織で開催される予選大会に向け、チームで協力しながら、国際宇宙ステーション(以下、ISS)に搭載されているNASAのISS船内ドローン「Astrobee」を制御するためのAPK(Android Application Package)と呼ばれるプログラムを作成します。APKの提出は6月25日に締め切られ、これを提出したチームのみが各国・地域・組織の予選大会に進むことができます。予選大会は6月26日~7月9日の期間中に開催され、優勝したチームはISSで9 月頃に開催予定の軌道上決勝大会に進むことができます。
日本国内予選大会
期限までにAPKを提出したチームのみが国内予選に参加することができます。
日本国内No.1の栄冠をつかみ取り、軌道上決勝大会への切符を手にするのはどのチームか!?
予選大会はJAXA ChannelのYouTube Liveにて配信しますので、ぜひご覧ください。
日本国内No.1の栄冠をつかみ取り、軌道上決勝大会への切符を手にするのはどのチームか!?
予選大会はJAXA ChannelのYouTube Liveにて配信しますので、ぜひご覧ください。
第4回「きぼう」ロボットプログラミング競技会 国内予選
7月8日(土) 13時~14時半(予定)
視聴はこちらYoutube
スケジュール
2023年5月28日:応募締め切り
2023年6月25日:APK提出締め切り
2023年6月26日~7月9日:各国・地域・組織ごとの予選大会(JAXAシミュレーション環境を利用)
2023年7月8日:日本国内予選大会
2023年9月頃:軌道上決勝大会(ISSの「きぼう」船内環境にて、Astrobee実機を利用)
2023年6月25日:APK提出締め切り
2023年6月26日~7月9日:各国・地域・組織ごとの予選大会(JAXAシミュレーション環境を利用)
2023年7月8日:日本国内予選大会
2023年9月頃:軌道上決勝大会(ISSの「きぼう」船内環境にて、Astrobee実機を利用)
特設サイト
※1 Kibo-RPC
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
※2 Kibo-ABC
Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の中で同地域における宇宙環境利用を推進する活動(イニシアチブ)です。本競技会はその活動の一つとして開催するもので、参加にあたっては、各国・地域の宇宙機関を通じて応募する必要があります。
Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の中で同地域における宇宙環境利用を推進する活動(イニシアチブ)です。本競技会はその活動の一つとして開催するもので、参加にあたっては、各国・地域の宇宙機関を通じて応募する必要があります。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA