
概要
JAXAが主催する、第6回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge: Kibo-RPC)※1 の参加チーム募集が終了しました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました!
参加チーム募集結果
今大会には、Kibo-ABC※2メンバー国・地域に加え、アメリカ合衆国および国連宇宙部(United Nations Office for Outer Space Affairs, 以下「UNOOSA」)を含む、合計13か国・地域・組織(表1)が参加しました。幅広い年齢層から、過去最多となる738チーム・3,082人の応募がありました(図1、図2)。
なお、UNOOSA枠では、Kibo-ABCメンバー国・地域以外の25の国・地域からも学生が参加しています。(表2)
表1. Kibo-ABCメンバー国・地域およびアメリカ合衆国・UNOOSAからの参加状況
国・地域名(アルファベット順) | チーム数 |
オーストラリア | 9 |
バングラデシュ | 130 |
インドネシア | 28 |
日本 | 33* |
マレーシア | 90 |
ネパール | 6 |
フィリピン | 27 |
シンガポール | 21 |
台湾 | 77 |
タイ | 208 |
アメリカ合衆国 | 56 |
UNOOSA | 51 |
ベトナム | 2 |
合計 | 738チーム |
*ビギナーズコースを含む
表2. UNOOSA 枠の国別参加者数
国・地域名(アルファベット順) | 参加者数 | |
アジア/中東地域 | バーレーン | 8 |
ブータン | 51 | |
中国 | 3 | |
インド | 21 | |
イラン | 10 | |
イラク | 3 | |
ヨルダン | 4 | |
パキスタン | 11 | |
スリランカ | 4 | |
シリア | 1 | |
アフリカ地域 | エジプト | 1 |
ケニア | 7 | |
レソト | 4 | |
モロッコ | 3 | |
ナイジェリア | 6 | |
スーダン | 1 | |
チュニジア | 4 | |
中南米地域 | ボリビア | 6 |
コロンビア | 12 | |
コスタリカ | 5 | |
グアテマラ | 11 | |
ハイチ | 4 | |
メキシコ | 45 | |
ペルー | 6 | |
欧州 | セルビア | 4 |
合計 | 25か国 | 235名 |
ビギナーズコース(日本のみ)
今回、日本では初心者向けに「ビギナーズコース」を設置しました。このコースには、中学生以下で、プログラミング初心者のメンバーで構成されたチームが参加できます。今回は、ビギナーズコースに6チームの応募がありました。


予選大会と決勝大会
参加チームは各国・地域・組織で開催される予選大会に向け、チームで協力しながら、国際宇宙ステーション(以下「ISS」)に搭載されているNASAの船内ドローン「Astrobee」を制御するためのプログラム(Android Application Package: APK)を作成します。このAPKの提出は6月19日に締め切られ、提出したチームのみが各国・地域・組織の予選大会に進むことができます。予選大会は6月21日から7月7日の期間に各国・地域・組織で開催され、優勝チームは、ISSで秋頃に開催予定の軌道上決勝大会に進出することができます。
日本国内予選大会
2025年7月5日に開催された日本国内予選大会では、国内No.1の栄冠を勝ち取り、決勝大会への切符を手にしたチームが決定しました!また、今年初めて設けられた「ビギナーズコース」でも見事1位に輝いたチームが発表されました。
国内予選の様子は、後日ハイライト映像としてJAXAチャンネル(YouTube)に掲載する予定です。ぜひ、ご覧ください。
国内予選の様子は、後日ハイライト映像としてJAXAチャンネル(YouTube)に掲載する予定です。ぜひ、ご覧ください。
スケジュール
2025年5月26日:応募締め切り
2025年6月19日:APK提出締め切り
2025年6月21日~7月7日:各国・地域・組織毎の予選大会(JAXAシミュレーション環境を利用)
2025年7月5日:日本国内予選大会
2025年秋頃:軌道上決勝大会
2025年冬頃:決勝大会イベント
2025年6月19日:APK提出締め切り
2025年6月21日~7月7日:各国・地域・組織毎の予選大会(JAXAシミュレーション環境を利用)
2025年7月5日:日本国内予選大会
2025年秋頃:軌道上決勝大会
2025年冬頃:決勝大会イベント
特設サイト
※1 Kibo-RPC
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域におけるきぼう利用促進とSDGsへの貢献(ゴール4:質の高い教育をみんなに、ゴール9:産業と技術革新の基盤を作ろう)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
第6回Kibo-RPC参加国・地域・組織(アルファベット順):オーストラリア、バングラディッシュ、インドネシア、日本、マレーシア、ネパール、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、アメリカ合衆国、UNOOSA、ベトナム
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域におけるきぼう利用促進とSDGsへの貢献(ゴール4:質の高い教育をみんなに、ゴール9:産業と技術革新の基盤を作ろう)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
第6回Kibo-RPC参加国・地域・組織(アルファベット順):オーストラリア、バングラディッシュ、インドネシア、日本、マレーシア、ネパール、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、アメリカ合衆国、UNOOSA、ベトナム
※2 Kibo-ABC
Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の中で同地域における宇宙環境利用を推進する活動(イニシアチブ)です。本競技会はその活動の一つとして開催するもので、参加にあたっては、各国・地域の宇宙機関を通じて応募する必要があります。
Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の中で同地域における宇宙環境利用を推進する活動(イニシアチブ)です。本競技会はその活動の一つとして開催するもので、参加にあたっては、各国・地域の宇宙機関を通じて応募する必要があります。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA