新着情報
ドラゴン補給船運用26号機(SpX-26)は、2023年1月11日 19時19分(日本時間)にフロリダ半島沖へ着水しました。
飛行概要
SpX-26ミッションは、SpaceX社のドラゴン補給船運用26号機を打ち上げ、ISSの「ハーモニー」(第2結合部)にドッキングさせて、補給物資を運搬するミッションです。
打上げ物資
SpX-26ミッションで運ばれる貨物には、以下に示す用品が含まれます。
JAXA搭載品
- 「きぼう」からの超小型衛星放出(J-SSOD#24)関連品
- 小型ペイロード搭載支援装置(SPySE)関連品
- 高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA MT PCG#8)関連品
- 高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA LT PCG#8)関連品
- 第8回小動物飼育ミッション(Mouse Habitat Unit 8)関連品
- 静電浮遊炉(ELF)関連品
※ヘテロ凝固核を添加した積層造形用金属粉末の凝固挙動の解明(Hetero-3D) - 次世代水再生実証システム(JEM Water Recovery System)関連品
- アジアントライゼロG 2022関連品
- 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響(Cerebral Autoregulation)関連品
- 宇宙環境が精子幹細胞の繁殖能力へ及ぼす影響の解析(Sperm Stem Cells)関連品
- モデル生物を用いた宇宙フライトが及ぼす加齢への影響(Neural Integration System)関連品
- 微小重力下におけるシリコンゲルマニウム結晶育成の研究(Hicari-II)関連品
- ライブイメージングシステム(COSMIC)関連品
- 実験支援副資材(Laboratory System Equipment: JAXA LSE)
回収物資
JAXA搭載品
- 小型ペイロード搭載支援装置(SPySE)関連品
- 簡易材料曝露実験ブラケット(ExBAS)
- 宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(HISUI)関連品
- 高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA MT PCG#8)関連品
- 高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA LT PCG#8)関連品
- 静電浮遊炉(ELF)関連品
※静電浮遊法を用いた鉄鋼精錬プロセスの基礎研究~高温融体の熱物性と界面現象~(Interfacial Energy)
※新奇機能性非平衡酸化物創製に向けた高温酸化物融体のフラジリティーの起源の解明(Fragility)
※低重合度のケイ酸塩融体における粘性、密度の温度依存性測定(Silicate Melt) - 次世代水再生実証システム(JEM Water Recovery System)関連品
- CBEFを用いた低重力環境下における液体挙動に関するデータ取得(LBPGE)関連品
- 宇宙船内水環境微生物のオンボードモニタリング法の開発(Micro Monitor)関連品
- 宇宙環境が精子幹細胞の繁殖能力へ及ぼす影響の解析(Sperm Stem Cells)関連品
- モデル生物を用いた宇宙フライトが及ぼす加齢への影響(Neural Integration System)関連品
- 「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫2(FROST2)関連品
飛行計画
SpX-26ミッションの飛行計画(2023年1月12日現在)
打上げ日時 | 2022年11月27日 4時20分(日本時間) 2022年11月26日 14時20分(米国東部標準時間) |
射場 | 米国フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)39A射点 |
使用ロケット | ファルコン9ロケット |
ドッキング日時 | 2022年11月27日 21時39分(日本時間) 2022年11月27日 7時39分(米国東部標準時間) |
ISSからの離脱日時 | 2023年1月10日 7時05分(日本時間) 2023年1月 9日 17時05分(米国東部標準時間) |
着水日時 | 2023年1月11日 19時19分(日本時間) 2023年1月11日 5時19分(米国東部標準時間) |
※時刻は24時間制表記(2022年9月30日より)
SpX-26ドッキング後のISSの形状
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA