アジアントライゼロG 2025(ATZ-G 2025)では、日本を含めたアジアの国・地域の学生から2025~2026年頃に「きぼう」日本実験棟で実施する宇宙実験のアイデアを募集しました。Kibo-ABC※1 加盟国・地域のうち日本を含む9か国・地域※2 では、各参加国・地域にて国内選定を行い、最終選考をアジアントライゼロG 2025参加国・地域が集まって決定します。それに先駆け、日本国内選定を実施しました。
今回のアジアントライゼロG 2025での国内応募は、17の実験テーマの提案、49名の参加がありました。多くのご応募をいただき、ありがとうございました。
今回、17の実験テーマを、実現性、仮説の分かりやすさと論理性(宇宙ではどのような動きをするかの予測がしっかり記載されているか)、科学的根拠、安全性、実験道具(今回は過去に使用した実験道具かどうか)、規定時間内に実施できるかどうか等の参加国・地域共通の指標を使い、数値化して上位3件のテーマを最終選考へ推薦しました。
なお、今回より国内選定での1位~3位に加え、たくさんのアイデアを持っている生徒や、たくさん応募してくれた学校や団体、小学生で頑張って応募してくれた生徒、とても良いアイデアだった生徒に、以下の賞を贈ることになりました。
今回のアジアントライゼロG 2025での国内応募は、17の実験テーマの提案、49名の参加がありました。多くのご応募をいただき、ありがとうございました。
今回、17の実験テーマを、実現性、仮説の分かりやすさと論理性(宇宙ではどのような動きをするかの予測がしっかり記載されているか)、科学的根拠、安全性、実験道具(今回は過去に使用した実験道具かどうか)、規定時間内に実施できるかどうか等の参加国・地域共通の指標を使い、数値化して上位3件のテーマを最終選考へ推薦しました。
なお、今回より国内選定での1位~3位に加え、たくさんのアイデアを持っている生徒や、たくさん応募してくれた学校や団体、小学生で頑張って応募してくれた生徒、とても良いアイデアだった生徒に、以下の賞を贈ることになりました。
賞の名称 | 賞の説明 |
団体賞 | 最も多くの提案を出してくれた学校・団体に与える賞 |
未来の科学者賞 | 小学生部門で1位に与える賞 |
科学チャレンジ賞 | ISSでの実験として安全性、運用性、実現性などの観点から残念ながら上位3つのテーマには選ばれなかったが、科学的意義・新規性の観点で特に素晴らしかった提案に与える賞 |
実験アイデア工房賞 | 1人でたくさんテーマを応募してくれた方に与える賞 |
受賞リスト
受賞者所属校・実験名称 | |
同点1位 | 石川県野々市市立布水中学校
|
同点1位 | 日本女子大学大学院物質・生物機能科学専攻
|
3位 | 兵庫県明石市立野々池中学校
|
団体賞 | 兵庫県明石市立野々池中学校
|
未来の科学者賞 | 埼玉県さいたま市立大谷口小学校
|
科学チャレンジ賞 | 名城大学附属高等学校
|
実験アイデア工房賞 | 大阪府豊中市立泉丘小学校
|
最終選考で選抜された実験テーマ案は、日本人宇宙飛行士によって実施される予定です。引き続き応援のほど、お願いいたします。
なお、アジアントライゼロGは不定期開催となっておりますが、またの機会に皆様のご応募お待ちしております。
なお、アジアントライゼロGは不定期開催となっておりますが、またの機会に皆様のご応募お待ちしております。
※1 Kibo-ABC(「きぼう」を利用したアジア・太平洋協力イニシアチブ)は、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に設置されたイニシアチブで、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の推進と、その価値を共有することを目的としており、14か国・地域から20の機関が加盟しています。
※2 参加国・地域(アルファベット順): オーストラリア、バングラデシュ、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、アラブ首長国連邦(UAE)
※2 参加国・地域(アルファベット順): オーストラリア、バングラデシュ、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、アラブ首長国連邦(UAE)
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA