昨年8月から、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションに就いていた古川聡宇宙飛行士が、地球に無事帰還しました。今後、NASAジョンソン宇宙センターでのリハビリを経た後、日本に帰国し、ミッション報告会などが行われる予定です。
それでは、今月も有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします!
New Topics
- 古川宇宙飛行士のISSでの最後の活動をレポート
- 長期滞在ミッションを終えた古川宇宙飛行士が帰還
- アジアントライゼロG 2023で選ばれた簡易実験を軌道上で実施
- 宇宙飛行士候補者が受けた航空機操縦訓練の内容をレポート
- 3月29日の記者会見で若田光一宇宙飛行士が退職を発表
- 有人宇宙活動を地上で支えるしごと 「スペシャリストの声」更新
- プロジェクトリレートーク第7回から第9回を公開
- HTV-X1(初号機)ミッション特設サイトOPEN
【1】JAXA Humans in Space News
レポートもついにラスト!古川宇宙飛行士がISSで行った活動を紹介
Crew-8で打ち上げられる次期クルーの到着予定を控え、ISS離脱が間近に迫ってきた2月後半から3月上旬にかけて、古川宇宙飛行士は実験作業の他に、帰還のための準備やCrew-8への引き継ぎなどを行いました。古川宇宙飛行士を含むクルーは、3月12日に約半年の滞在を終え地球へと帰還しましたので、このレポートもついにラストです!
3月12日、ミッションを終えた古川宇宙飛行士が地球に帰還
地球帰還へ向け、3月11日に古川宇宙飛行士らがISSからの離脱準備を開始。クルーが搭乗したCrew-7のハッチが閉鎖され、海上へ着水し、クルーが船外へ退出するまでの様子を時系列でレポートしています。
また、3月26日には帰還後記者会見が行われ、元気な様子で現在の体調や心境について語りました。
学生たちが見守る中、アジアントライゼロG 2023の軌道上実験を実施
「アジアントライゼロG」2023年度募集で選定された実験テーマやエクササイズが2月13日、古川宇宙飛行士により「きぼう」で実施されました。この日、実験提案者の学生たちの一部は筑波宇宙センターを訪問。訪問できなかった学生はオンラインでの参加でしたが、皆で実験の様子を見守りました。
また、同日は実験提案者を対象にしたイベントも開催されました。筑波宇宙センターを訪れた学生たちはセンター内の施設を見学してまわり、その後、オンラインの参加者も含めて各自の実験の説明を含むオリエンテーションを行いました。
宇宙飛行士候補者の基礎訓練の様子をレポート!
宇宙飛行士認定に向け基礎訓練に取り組む、米田あゆと諏訪理の両宇宙飛行士候補者。2月上旬からの約1か月間、米国テキサス州ヒューストンにて、小型軽飛行機を用いた航空機操縦訓練に取り組みました。以下のレポートページでは、訓練の中で体験した学びや思いなど、両者の感想をご紹介しています。
約32年におよぶJAXA宇宙飛行士としての活動にピリオド
日本人最多となる5度の宇宙飛行に臨み、現役宇宙飛行士としての活動期間は世界最長の32年を超えるなど、長きにわたり日本の有人宇宙活動をけん引してきた若田光一宇宙飛行士が記者会見を開き、3月31日付でJAXAを退職することを発表しました。会場には多くのメディア関係者にお集まりいただき、また会見の様子はJAXAの公式YouTubeチャンネルでライブ配信されました。
スペシャリストの声 自動実験システムの開発に携わる研究員にインタビュー
有人宇宙活動を地上で支える、様々な分野のスペシャリストにフォーカスを当ててご紹介する「スペシャリストの声」のページを更新!ロボットやAIを活用したラボオートメーションを取り入れた「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)の開発に取り組む、きぼう利用センターの研究員に仕事内容やGEMPAKで目指すことについてインタビューしました。
プロジェクトリレートーク 多様なプロジェクトチームが登場!
有人宇宙活動を支える様々なプロジェクトを、携わるメンバーの対談形式でご紹介する「プロジェクトリレートーク」。今回登場するのは、月極域探査機(LUPEX)、Int-Ball2、有人与圧ローバーの3つのプロジェクトチーム。ミッションの目的や内容をはじめ、プロジェクトを進める中での困難、やりがいなどについても語っています。
HTV-X1号機の搭載品や復路で取り組むミッションについてご紹介
新型宇宙ステーション補給機HTV-X1号機の特設ページを公開しました。ISSに物資を運ぶだけでなく、ISSから離脱したあとの復路では3つの技術実証ミッションを行うことが計画されており、実験プラットフォームとしても活躍します。今後の活動にぜひご期待ください!
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
地球帰還後、重力環境への再適応に向けたリハビリを行っている古川宇宙飛行士。微小重力環境では支える必要のなかった頭の重みを受けて、首の筋肉がプルプルしていること、微小重力で上半身にいっていた組織液が重力で下半身へ戻り、足裏とふくらはぎがジンジンすることなど、宇宙に滞在したからこそ感じる身体の変化をXに続々投稿しています。
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:古川宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2024年4月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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