大西卓哉宇宙飛行士が搭乗したクルードラゴン宇宙船運用10号機が無事ISSにドッキング。大西宇宙飛行士は、先輩メンバーからの引き継ぎや、宇宙船の積荷の取り下ろしなどを終え、宇宙実験のミッションにも取り組んでいるようです!また、油井亀美也宇宙飛行士はISS長期滞在ミッションの際の搭乗機が、クルードラゴン宇宙船運用11号機に決定。7月以降の打上げ予定に向けて、最終の準備・訓練に取り組んでいます。
それでは、今月も有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします!
New Topics
- 大西宇宙飛行士のISSでの活動をお伝えしていきます!
- 油井宇宙飛行士のISS長期滞在搭乗機が決定
- 大阪万博で有人与圧ローバーの1/5スケールモデルを展示
- アジアントライゼロG 2025日本国内選定を実施
- アジアントライゼロG 2025 最終選考会で実験テーマ11件を選出
- きぼう利用ワークショップin Thailandの開催報告
- 「プロジェクトリレートーク」の記事2件を新たに公開
【1】JAXA Humans in Space News
大西宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションがスタート!
3月16日からISS長期滞在が始まった大西宇宙飛行士。Crew-10の打上げが行われたケネディ宇宙センターへの到着から、ISS入室後のウェルカムセレモニーまで、その様子を時系列でご紹介しています。また、今後のミッションについても、活動レポートを更新していきますので、ぜひご期待ください!
油井宇宙飛行士のクルードラゴン宇宙船運用11号機への搭乗が決定
ISS長期滞在ミッションに向けた準備・訓練を実施している油井亀美也宇宙飛行士。自身2度目となる宇宙飛行では、クルードラゴン宇宙船運用11号機に搭乗することが決定しました。以下のページでは、油井宇宙飛行士のコメントをご紹介しています。
有人与圧ローバーの新デザイン模型を大阪万博で公開!
アルテミス計画で日本が提供することになっている「有人与圧ローバー」。JAXAはトヨタ自動車をはじめとした各企業と連携して概念設計を進めていますが、その進捗に伴いデザインが新しくなりました。この新デザインの1/5スケールモデル(模型)を、大阪・関西万博 フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)のJAXA常設展示会場にて展示しますので、ぜひ会場にてご覧ください!
アジアントライゼロG 2025 実験テーマの日本国内選定を実施
日本を含めたアジアの国・地域の学生から2025~2026年頃に「きぼう」で実施する宇宙実験のアイデアを募集したアジアントライゼロG 2025。日本国内で応募のあった17件から上位3件のテーマを選定しました。
アジアントライゼロG 2025 で実施予定の実験テーマ11件が決定
Kibo-ABC加盟国・地域のうち、アジアントライゼロG 2025の募集を行った9か国・地域の推薦テーマ(27件)から、11件の実験テーマが選定されました。これらは、2025年度後半に日本人宇宙飛行士によって実施される予定です。
将来の宇宙環境利用に向け、きぼう利用ワークショップを開催
2月26~27日に、タイのバンコクとオンラインによるハイブリッド形式で、きぼう利用ワークショップが開催されました。ワークショップでは、JAXAとタイ地理情報・宇宙技術開発機構(GISTDA)とタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)といった宇宙機関の他、大学の研究者や民間企業から教育活動や将来の宇宙環境利用に向けた研究の紹介などの講演が行われました。
メンバー同士が生の声で語り合う「プロジェクトリレートーク」更新!
有人宇宙活動を支える様々なプロジェクトを、携わるメンバーの対談形式でご紹介する「プロジェクトリレートーク」。今回は、JAXA宇宙飛行士の命を守る、最後の砦とされる「有人システム安全・ミッション保証室チーム」篇と、宇宙と地上の研究の架け橋としての役割を果たす「ライフサイエンスチーム」篇を公開しました。
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
大西卓哉宇宙飛行士が、「今回初の宇宙日本食をいただきました。」というコメントと共に、自身の食事風景の動画を投稿。食べているのは「鯖の味噌煮」だそうで、宙に浮いた身をパクッ!食べ方は宇宙ならではですが、味は「感動的に美味しかった」そうですよ。
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:大西宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2025年4月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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