2024.10.24
- お知らせ
自分の提案した実験が宇宙で実施されるチャンス! アジアントライゼロG 2025(アジア簡易実験)実験テーマ募集について
- きぼうアジア利用推進室(KUOA)
- 「きぼう」利用のご案内
アジアントライゼロG 2025(ATZ-G 2025)では、日本を含めたアジア各国・地域の学生から2025~2026年頃に「きぼう」日本実験棟で実施する宇宙実験のアイデアを募集します。
※前回のアジアントライゼロGは2023年度に古川飛行士によって実施されました。実施の様子はこちら
宇宙でやってみたい実験や、過去に応募した実験をブラッシュアップした再挑戦など、学生の皆さんからのユニークな提案をお待ちしています。
自分で提案した実験が、国際宇宙ステーションの中で宇宙飛行士に実施してもらえる、またとないチャンスです!ぜひアジアントライゼロGのミッションに挑戦してください!!
アジアントライゼロGの概要
アジアントライゼロGは、「きぼう」を利用したアジア協力イニシアティブ(Kibo-ABC)*1 の加盟国・地域のうち、参加を希望する国・地域の担当機関(JAXAを含む)により実施されます。参加機関はそれぞれの国や地域で実験テーマを公募し、一次選考を行い、その後、全参加機関で最終選考を行って、選ばれた実験テーマを「きぼう」の中で実施します。
前回のアジアントライゼロGでは、9つの参加国・地域から245実験テーマの応募があり、その中から選定された16実験テーマを「きぼう」で実施しました。
前回のアジアントライゼロGでは、9つの参加国・地域から245実験テーマの応募があり、その中から選定された16実験テーマを「きぼう」で実施しました。
*1 Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に設置されたイニシアティブで、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の推進と、「きぼう」の価値共有を目的としています。アジアントライゼロGなどの多国参加型プロジェクトによる宇宙環境利用の理解増進と各宇宙機関の経験蓄積、これらを通じた日本との二国間協力プロジェクトの創出を目指します。
前回参加した学生の声(一部)(意訳)
- このような機会をいただき、ありがとうございました。自分の実験が宇宙で行われていることに感動しました。そして多くのことを学べました。
- 価値ある実験を行うことができてとても満足しています。
- これまでに経験したことがないエキサイティングなイベントでした。宇宙飛行士にも会えて最高です。
- 人生の中で忘れられない経験となりました。とても楽しくて有意義なプログラムに参加できて本当に良かったです。
- 実験テーマを通じて、宇宙とつながる経験ができました。また、他国の人たちと交流できたこともとても良かったです。
- アジアントライゼロGに参加したことで、将来の勉強や仕事に生かせる多くの知識とスキルを身につけることができました。
アジアントライゼロGに参加することは、自身のキャリアや将来の夢の実現に向けて大きな経験を得るチャンスです。ぜひ奮ってご参加ください。
以下に実験の応募概要を記載いたします。詳細は募集要項をご参照ください。
以下に実験の応募概要を記載いたします。詳細は募集要項をご参照ください。
実験テーマの条件
- 見た目(取得映像)で結果が分かる簡易な物理実験で、「きぼう」船内で実施できること
- 1つの実験につき約10分以内に実施できること
*2 過去の実験例は「Attachment-1_過去の実験動画リスト」、「過去の実験報告」等をご参照ください。
応募資格
Kibo-ABC メンバー国・地域*3 のうち、アジアントライゼロG参加国・地域*4 の学校に在籍する、大学院生までの学生が参加可能です(個人またはグループ)。
日本で応募する場合の応募資格は、日本国籍を有する人、または日本に在住する外国人(日本国籍があれば海外に住んでいる方も応募可能)が条件となります。
日本で応募する場合の応募資格は、日本国籍を有する人、または日本に在住する外国人(日本国籍があれば海外に住んでいる方も応募可能)が条件となります。
*3 Kibo-ABC メンバー国・地域(アルファベット順): オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、日本、マレーシア、ネパール、ニュージーランド、 フィリピン共和国、大韓民国、シンガポール、台湾、タイ、アラブ首長国連邦、ベトナム
*4 アジアントライゼロG2025最新の参加国・地域は、 こちらで確認ください。
*4 アジアントライゼロG2025最新の参加国・地域は、 こちらで確認ください。
入賞特典
選定されたテーマ提案者には、筑波宇宙センターにて宇宙飛行士が実験を実施している様子の見学、JAXA職員による施設ツアー等が予定されています。
また、日本からの応募者に関しては上位数テーマには表彰などの特典を予定しております。
また、日本からの応募者に関しては上位数テーマには表彰などの特典を予定しております。
応募特典
応募者の中で希望する方は、「きぼう」において宇宙飛行士と打ち上げた顔写真の記念撮影を行います(希望者多数の場合は抽選)。
スケジュール
(下記のスケジュールは2024年秋時点での目安です)
2025年1月 各国・地域での一次選考
2025年3月 最終選考
2025年12月~2026年2月頃 「きぼう」船内実験室で実験実施
※実験実施日はその時の状況によって決定されます。
※1か月ほど前から詳細な日程を調整します。選定されたテーマ提案者には、適宜、お知らせいたします。
2026年5月頃 実験結果報告会・表彰式
2025年1月 各国・地域での一次選考
2025年3月 最終選考
2025年12月~2026年2月頃 「きぼう」船内実験室で実験実施
※実験実施日はその時の状況によって決定されます。
※1か月ほど前から詳細な日程を調整します。選定されたテーマ提案者には、適宜、お知らせいたします。
2026年5月頃 実験結果報告会・表彰式
募集要項
実験テーマの提案書は、日本語と英語の両方が必要です(審査は英語の提案書をもとに国際的に行います。英語の提案書がない場合は受付できません)。英語に自信のない方は、日本語の実験提案書の方を詳しく書いてください。募集に関する詳細は、以下の募集要項をご覧ください。
募集要項PDF
募集締切
2025年1月8日(水) 23:59 JST
参加予定国・地域
(アルファベット順:2024年10月28日現在)
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA