月周回有人拠点 Gateway利用Human Health Discipline Working Group（健康管理技術）による情報提供要請（RFI）について

月周回有人拠点（Gateway）は、米国提案の国際宇宙探査計画「アルテミス計画」において、持続的な月面探査の中継基地として、またその先の火星探査に向けて月周回軌道上に構築される有人拠点です。地球低軌道からGatewayへ発展するサイエンスについては、Gatewayパートナーである各宇宙機関の各領域の専門家から構成される9つのワーキンググループにて方向性等の議論が進められています。

その中の一つであるHuman Health Discipline Working Group（健康管理技術）^※1 は、将来の探査ミッションにおける宇宙飛行士の健康とパフォーマンスへのリスク軽減の検討を目的として、Gatewayにおける健康科学に関する幅広い知見、技術、アイデア等の募集（情報提供要請：RFI）を開始しました。

本RFIは、宇宙飛行士に直接アプローチするものだけでなく、宇宙飛行士の居住環境の計測やパフォーマンス改善につながるような知見、技術、アイデア等も対象となります。今回、NASA主導のもと、ESA、CSA、JAXAが協力して国際的に広く提案募集が行われます。提案いただいた知見、技術、アイデア等は、Human Health Discipline Working Group（健康管理技術）において将来の探査ミッションに向けた議論に活用される予定です。

情報提供は、NASAの電子申請システムNASA Solicitation and Proposal Integrated Review and Evaluation System（NSPIRES）を通して、英語（最大4,000文字程度）にて申請いただきます。

募集に関する詳細はNASAのウェブサイト（英語）をご確認下さい。また本RFIに関するバーチャルワークショップ（英語）がNASA主催で開催されます。

2024年10月11日(金)～2024年11月26日(火) 7:00 日本標準時間
（2024年10月11日(金)～2024年11月25日(月) 17:00　米国東部標準時間）