JAXAが主催する、第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge : Kibo-RPC)※1 の参加チーム募集が終了しました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました!
参加チーム募集結果
今大会には、Kibo-ABC※2メンバーの国・地域とアメリカ合衆国、国際連合宇宙部(United Nation Office for Outer Space Affairs, 以下、UNOOSA)の合計13の国・地域・組織(表1)が参加し、過去最多の661チーム、2788人の応募がありました。
なお、昨年に引き続き、Kibo-RPC参加国・地域以外の参加希望者からの参加要望に応え、競技会を国際的に拡大させることを目的として、UNOOSAとの協力により、国連加盟国の学生にも参加機会を提供するUNOOSA international slotの枠組みを設けています。この枠組みにより、Kibo-RPC参加国・地域以外に23の国から学生が参加しています。(表2)
表1. Kibo-ABCメンバー国・地域および米国・UNOOSAからの参加状況
国・地域名(アルファベット順) | チーム数 |
オーストラリア | 7 |
バングラデシュ | 160 |
日本 | 29 |
マレーシア | 42 |
ネパール | 1 |
フィリピン | 29 |
シンガポール | 11 |
台湾 | 68 |
タイ | 200 |
UAE | 17 |
UNOOSA | 54 |
アメリカ合衆国 | 42 |
ベトナム | 1 |
合計 | 661 |
表2. UNOOSA international slotの国別参加者数
国・地域名(アルファベット順) | チーム数 | |
アジア地域 | ブータン | 45 |
カンボジア | 2 | |
インド | 25 | |
インドネシア | 54 | |
イラク | 3 | |
マレーシア | 1 | |
オマーン | 6 | |
パキスタン | 9 | |
シリア・アラブ共和国 | 5 | |
アフリカ地域 | コンゴ | 1 |
エジプト | 6 | |
ガーナ | 4 | |
ケニア | 15 | |
レソト王国 | 6 | |
ナイジェリア | 7 | |
ルワンダ | 1 | |
チュニジア | 19 | |
ジンバブエ | 2 | |
南米地域 | コロンビア | 14 |
コスタリカ | 12 | |
メキシコ | 9 | |
ニカラグア | 3 | |
ベネズエラ | 5 | |
合計 | 23か国 | 256名 |
予選大会と決勝大会
参加チームは各国・地域・組織で開催される予選大会に向け、チームで協力しながら、国際宇宙ステーション(以下ISS)に搭載されているNASAのISS船内ドローン「Astrobee」を制御するためのAPK(Android Application Package)と呼ばれるプログラムを作成します。APKの提出は6月20日に締め切られ、提出したチームのみが各国・地域・組織の予選大会に進むことができます。予選大会は各国・地域・組織で6月21日~7月7日の期間に開催され、優勝したチームはISSで10月頃に開催予定の軌道上決勝大会に進むことができます。
日本国内予選大会
日本国内予選大会は2024年6月29日(土) に開催いたします。
日本国内No.1の栄冠をつかみ取り、軌道上決勝大会への切符を手にするのはどのチームでしょうか!?
国内予選イベントはオンライン・オンサイトのハイブリットで開催します。YouTubeのJAXAチャンネルでライブ放送予定ですので、ぜひご覧ください。
日本国内No.1の栄冠をつかみ取り、軌道上決勝大会への切符を手にするのはどのチームでしょうか!?
国内予選イベントはオンライン・オンサイトのハイブリットで開催します。YouTubeのJAXAチャンネルでライブ放送予定ですので、ぜひご覧ください。
スケジュール
2024年5月27日:応募締め切り
2024年6月20日:APK提出締め切り
2024年6月21日~7月7日:各国・地域・組織毎の予選大会(JAXAシミュレーション環境を利用)
2024年6月29日:日本国内予選大会
2024年10月頃:軌道上決勝大会(ISSの「きぼう」船内環境にて、Astrobee実機を利用)
2024年6月20日:APK提出締め切り
2024年6月21日~7月7日:各国・地域・組織毎の予選大会(JAXAシミュレーション環境を利用)
2024年6月29日:日本国内予選大会
2024年10月頃:軌道上決勝大会(ISSの「きぼう」船内環境にて、Astrobee実機を利用)
特設サイト
※1 Kibo-RPC
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア太平洋地域におけるきぼう利用促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
第5回Kibo-RPC参加国・地域・組織(アルファベット順):オーストラリア、バングラディッシュ、日本、マレーシア、ネパール、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、UAE、アメリカ、UNOOSA、ベトナム
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア太平洋地域におけるきぼう利用促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
第5回Kibo-RPC参加国・地域・組織(アルファベット順):オーストラリア、バングラディッシュ、日本、マレーシア、ネパール、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、UAE、アメリカ、UNOOSA、ベトナム
※2 Kibo-ABC
Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の中で同地域における宇宙環境利用を推進する活動(イニシアチブ)です。本協議会はその活動の一つとして開催するもので、参加にあたっては、各国・地域の宇宙機関を通じて応募する必要があります。
Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の中で同地域における宇宙環境利用を推進する活動(イニシアチブ)です。本協議会はその活動の一つとして開催するもので、参加にあたっては、各国・地域の宇宙機関を通じて応募する必要があります。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA