利用状況と今後の予定

公開 2025年12月24日

先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE※1 実験の準備>
  • 12月8日、10日、15日、地上から多目的実験ラック(MSPR)および固体燃焼実験装置(SCEM)※2 を起動し、カメラ交換後のソフトウェア設定やカメラ機能の確認を行いました。その後、装置とラックを遮断しました。
  • 12月17日、宇宙飛行士と地上とが協力してSCEMのリークチェックと機能確認を行い、その後、装置とラックを遮断しました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<DRCS※3 の設置>
  • 12月8日、10日、宇宙飛行士が流体実験ラックにDRCSを設置しました。
  • 12月11日、宇宙飛行士がDRCSの消音ボックスの取り付けとケーブル類の接続を行い、設置が完了しました。
  • 12月15日から16日、地上からラックと装置を起動し、DRCSの機能確認を行い、正常に動作することを確認しました。
  • 12月17日から19日にかけて、地上からラックと装置を起動し、DRCSの基本性能確認を行いました。

<TUSK※4 の準備>
  • 12月11日、地上からPLT※5 にソフトウェアをインストールし、デモンストレーションの準備を行いました。


宇宙実験を支える基盤技術の強化

<TELLAS※6 定期メンテナンス>
  • 12月18日、宇宙飛行士がTELLASの設置と定期メンテナンスの準備を行いました。その後、地上からソフトウェア設定とキャリブレーションを行いました。
  • 12月19日、宇宙飛行士が校正用光源を設置し、地上からキャリブレーションを行った後、光源を取り外しました。


国際協力の推進

<第6回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)※7 のリハーサル>
  • 12月16日、軌道上の宇宙飛行士と地上の運用チームが協力し、テクニカルリハーサルを行いました。本番となる軌道上決勝大会イベントは2026年2月頃に予定されています。


その他

<MISSE※8 船外搬出支援>
  • 12月11日、宇宙飛行士が「きぼう」エアロック(JEMAL)のスライドテーブルにJEM ORU Transfer Interface(JOTI)を設置しました。
  • 12月12日、宇宙飛行士がJOTIにMISSE Transfer Tray(MTT)に取り付けたMISSEを設置しました。その後、地上からJEMALの減圧を行いました。
  • 12月18日、地上からJEMALスライドテーブルを操作し、MISSE#21の船外搬出を支援しました。
  • ※8 NASAの材料曝露実験装置(Materials ISS Experiment:MISSE)


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​25.12.22-​2​0​26.1.4 [ pdf: 383.3 KB] 74374
先週の実績 2​0​25.12.8-​2​0​25.​12.21 [ pdf: 399.3 KB] 74373

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
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