2022.09.14
- お知らせ
第2回 宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集 ISS搭載可否判断結果(2023年以降ISS搭載分)について
- 宇宙医学
- 宇宙飛行士の健康管理運用
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2021年8月2日~9月30日に、宇宙生活と地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデアの第2回募集を行い、お寄せいただいた65件のアイデアの中から、ISS搭載に向けた開発フェーズに進む9件のアイデアを選定させていただきました。
選定されたアイデアについては、2021年11月以降、選定企業様による宇宙仕様への改変等(以下、「開発」という)や宇宙飛行士によるプロトタイプの確認等を行っており、このたび2023年以降にISS搭載予定の開発品に対し安全性・搭載性等の観点から総合的に評価する搭載可否判断を実施いたしました。
その結果、表1の生活用品がISSへ搭載可と判断されました。これらの生活用品は、今後、打上げに向けた準備を進め、2023年以降にISSに初搭載される予定です。
なお、2024年以降にISS搭載予定の開発品に対する搭載可否判断については、2023年7月以降に実施予定です。
表1
生活用品名 | 会社名(順不同) |
「HIDAMARI® SPACE DRY-WEAR」 (ヒダマリスペースドライウェア) 「HIDAMARI Qomolangma 8848®」 (ヒダマリチョモランマ) |
健繊株式会社 |
Triporous:Space QOL Series リラクシングウェア |
スタイレム瀧定大阪株式会社 ソニーグループ株式会社 |
最終更新日:2022年9月14日
参考
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA