アジアントライゼロG 2022では、若田宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)滞在期間中にアジア各国/地域の若者から募集した宇宙実験を「きぼう」日本実験棟で実施します。今回4年ぶりの実施となり、初めて、日本においても、簡易な物理実験テーマ・アイデアの募集を行います。青少年の皆さんからのユニークな実験提案をお待ちしています。
アジアントライゼロGの概要
アジアントライゼロGは、「きぼう」を利用したアジア協力イニシアティブ(Kibo-ABC)※の加盟国・地域のうち、参加を希望する国・地域の担当機関(JAXAを含みます)により実施されます。参加機関は、それぞれ実験テーマを公募し、各国・地域で候補テーマを選抜します。その後、全参加機関で最終選考を行い、選ばれた実験をJAXA宇宙飛行士が「きぼう」で実施します。
※Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に設置されたイニシアティブで、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の推進と、「きぼう」の価値共有を目的としています。アジアントライゼロGなどの多国参加型プロジェクトによる宇宙環境利用の理解増進と各宇宙機関の経験蓄積、これらを通じた日本との二国間協力プロジェクトの創出を目指します。
※Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に設置されたイニシアティブで、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の推進と、「きぼう」の価値共有を目的としています。アジアントライゼロGなどの多国参加型プロジェクトによる宇宙環境利用の理解増進と各宇宙機関の経験蓄積、これらを通じた日本との二国間協力プロジェクトの創出を目指します。
募集区分と実験条件
カテゴリー1
- 見た目(取得映像)で結果が分かり、「きぼう」船内で実施できること
- 「きぼう」にある物品(小物なら新規打上げも可能)で実施可能な簡易物理実験
- 実験手順が簡潔で、約10分以内に実施できること
カテゴリー2
- 実験条件はカテゴリー1と同様であるが、実験提案書には実験の論理的な根拠や仮説を記載すること
募集対象
アジアントライゼロGに参加する国・地域(日本を含む)の若者
カテゴリー1: 18歳以下の個人またはグループ
カテゴリー2: 27歳以下の個人またはグループ
カテゴリー1: 18歳以下の個人またはグループ
カテゴリー2: 27歳以下の個人またはグループ
表彰
優秀な実験には、表彰があります。
応募特典
応募者の中で希望する方の写真を打上げ、「きぼう」において宇宙飛行士による記念撮影を行います(希望者多数の場合は抽選)
スケジュール
2022年5月 各国・地域での一次選考
2022年6月 最終選考
2022年12月~2023年1月頃 軌道上実験実施
(実施日は軌道上のスケジュール調整にて決定)
2023年3月頃 実験報告会・表彰式
2022年6月 最終選考
2022年12月~2023年1月頃 軌道上実験実施
(実施日は軌道上のスケジュール調整にて決定)
2023年3月頃 実験報告会・表彰式
募集に関する詳細は、以下の募集要項をご覧ください
募集要項PDF
軌道上器材リストPDF
実験提案書様式(英語用)Word
(注)実験提案書は、英語で記載ください。国際的に審査いたします。なお、英語に自信の無い方は、日本語の実験提案書の方をくわしく書いていただき、簡単な英語の実験提案書と一緒にご提出ください。英語の提案書が無い場合は、残念ながら、受付できないためご留意ください。
提出先
Z-ATZG-JP★ml.jaxa.jp(★を@にしてください)
(注)メールの件名に【ATZG申込】とご記載ください。
募集締切
2022年5月8日(日)16日(月)23:59 JST
問い合わせ先
アジアントライゼロG 2022事務局
Z-ATZG-JP★ml.jaxa.jp(★を@にしてください)
(注)メールの件名に【ATZG問合せ】とご記載ください。
Z-ATZG-JP★ml.jaxa.jp(★を@にしてください)
(注)メールの件名に【ATZG問合せ】とご記載ください。
参加国(ABC順:2022年4月11日時点)
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA