将来の有人宇宙滞在、宇宙探査に向けて、JAXAではさまざまな研究開発に取り組んでいます。その中のひとつ、宇宙飛行士に代わって写真やビデオの撮影を行うドローンロボット「Int-Ball2」の定常運用が間もなく始まります。船内を自在に飛行するロボットなんてアニメの世界の話のようですが、もう現実なのですね。
それでは、今月も有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします!
New Topics
- 米田、諏訪宇宙飛行士候補者の基礎訓練の様子をレポート
- 船内ドローン「Int-Ball2」開発・運用メンバーにインタビュー
- 第5回Kibo-RPC決勝大会進出チームが意気込みを語る!
- 「きぼう」利用ミッションが2024年のISS Research Awardsを受賞
- インクリメント72期間を担当するマネージャーがコメント
【1】JAXA Humans in Space News
終盤を迎えつつある基礎訓練の内容を、写真を交えてご紹介!
宇宙飛行士認定審査に向け、基礎訓練に励んでいる米田あゆ、諏訪理の両名。今回は、写真撮影技術訓練についてご紹介しています。諏訪宇宙飛行士候補者が撮影した写真も4例ピックアップ。訓練の成果が伝わるでしょうか?
定常運用が間もなく開始!船内ドローン「Int-Ball2」が秘めるポテンシャルとは?
ISSや「きぼう」の中を飛行して、写真やビデオの撮影を行うInt-Ball2。初期機能確認が終了し、いよいよ本格的な運用開始を控える今、その開発・運用に携わるメンバーにインタビューしました。Int-Ball2の主なミッションは宇宙飛行士の撮影作業の代行ですが、実は他にもさまざまな活用の可能性を秘めているらしく、今後の展開も楽しみです!
第5回Kibo-RPC 決勝大会に向けて、参加チームが意気込みをコメント!
第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)の各参加国・地域の代表チームは、各国・地域で6〜7月に開催された予選会を経て決定しました。それぞれのチームから寄せられた、決勝大会に向けての意気込みコメントをご覧ください!
「MAXI」がISS Research AwardでCompelling results賞を受賞
ISSで優れた成果をあげた研究やイノベーションに対する表彰 “ISS Research Award”。 2024年のCompelling results賞として、MAXIの長期にわたる観測やその成果、また国際連携などが評価され、表彰されました。JAXAがかかわるミッションは、2016年以降9年連続の受賞となり、日本のISS利用活動が継続して高いレベルにあることが示されています。
インクリメント72期間に実施予定のミッション特徴をご説明
インクリメント72が9月24日からスタートしました。期間を担当する井上インクリメントマネージャが、予定されているミッションやキーメッセージとともにインクリメント72の特徴を紹介しています。盛りだくさんのインクリメント72ですので、ご覧ください。
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
アメリカで日々さまざまな訓練に励んでいる油井宇宙飛行士。無重力環境を再現するために訓練用の船外宇宙服を着用した状態でプールの中に入って実施される、船外活動を想定した訓練を行ったことを報告しました。この訓練は、かなり疲れるハードなもののようです。
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:古川宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2024年10月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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