昨年8月から、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在ミッションに従事してきた油井亀美也宇宙飛行士が、仲間のクルーと共に地球へ帰還しました。クルードラゴン宇宙船運用11号機(Crew-11)は1月15日(木)に米国カリフォルニア州沖に着水。回収船によって無事、引き上げられました。現在、油井宇宙飛行士は帰還後のリハビリに励んでいます。
それでは、今月も有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします。
New Topics
- 油井宇宙飛行士の軌道上活動レポート
- HTV-X1号機の内部の様子と搭載品のレポート動画
- 油井宇宙飛行士の地球への帰還を時系列で紹介
- 諏訪理宇宙飛行士をISS長期滞在搭乗員に指名
- 米田あゆ、諏訪理両宇宙飛行士がMMX広報アンバサダーに
- Astrobeeの地上試験とテクニカルリハーサルを実施
【1】JAXA Humans in Space News
油井宇宙飛行士の軌道上活動レポート [ Vol.10~12更新 ]
▼Vol.10(12/8~12/21)
将来の有人宇宙活動等に向けて開発が進められてきた二酸化炭素除去システム(DRCS)の取り付け作業の他、FLARE実験や材料曝露実験のための準備、実験装置のメンテナンスを行いました。また、第6回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の軌道上決勝大会に向けてのリハーサル、JAXAアカデミー主催のオンラインイベントにも臨みました。
油井宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.10(12/8〜12/21)
▼Vol.11(12/22~1/4)
超小型衛星放出に向けた準備作業などを行いました。また、クリスマスや年末年始の時期だったこともあり、イベントにも多数出演。山形県鶴岡市でクリスマスイブに開催された交信イベントでは参加した子供たちからの質問に答えたり、KIBO宇宙放送局が実施した年越しイベントでは「きぼう」の船内の紹介をしたり、地上の皆さんとリアルタイムの交流を行いました。
油井宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.11(12/22〜1/4)
▼Vol.12(1/5~1/15)
自身で取り付け作業を行った二酸化炭素除去システム(DRCS)の実証実験の準備を進めました。また、Crew-11の地球帰還が発表されたことを受け、第6回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の引き継ぎも行いました。そして1月15日、仲間のクルーと共にクルードラゴン宇宙船運用11号機に搭乗し、約5か月間滞在したISSを離脱しました。
油井宇宙飛行士による「HTV-X開封の儀」動画を公開
現在ISSに係留中の新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)。その把持を担当した油井宇宙飛行士が、HTV-X1の与圧モジュール内の様子と、掲載品を紹介する動画「HTV-X開封の儀」を公開しました。
Crew-11のISS離脱から地球帰還までの様子をレポート
2025年8月からISSに長期滞在していた油井宇宙飛行士が、仲間のクルーとともに、クルードラゴン宇宙船運用11号機(Crew-11)に搭乗してISSを離脱。地球へ帰還するまでの様子を時系列で詳しくご紹介しています。
諏訪理宇宙飛行士が2027年頃のISS長期滞在搭乗員に!
2023年7月にJAXAへ入構。日本人宇宙飛行士候補者としての基礎訓練を修了し、2024年10月に宇宙飛行士として認定された諏訪理宇宙飛行士が、2027年頃のISS長期滞在搭乗員に指名されました。諏訪宇宙飛行士にとっては初めての宇宙飛行となります。また、指名後には記者会見が行われ、諏訪宇宙飛行士は現在の心境や抱負を述べました。
米田、諏訪両宇宙飛行士が火星衛星探査計画(MMX)の広報アンバサダーに就任
米田あゆ宇宙飛行士、諏訪理宇宙飛行士が、火星衛星探査計画(MMX) の広報アンバサダーに就任しました。MMXは、世界初となる火星衛星からのサンプルリターンを目指す計画で、2026年度の打上げを予定しています。2人は広報アンバサダーとして、MMXの目的や意義を広く発信し、MMXと社会をつなぐコミュニケータの役割を担います。
地上試験とテクニカルリハーサルを実施
2月に予定されている第6回「きぼう」ロボットプログラミング競技会軌道上決勝大会に向けて、Astrobeeの機能と動作確認のための地上試験およびテクニカルリハーサルが行われました。Astrobeeは機能、動作ともに正常であることが確認され、目前に迫る決勝大会の準備が整いました。
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
地球帰還が間近に迫った油井宇宙飛行士が、仕事の隙間をぬって撮影した動画をXに投稿。赤や緑の光を放つ幻想的なオーロラと、地上の灯りで華やかに輝く地球のコラボレーションは見ていて飽きることのない風景です。
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:油井宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2026年2月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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