油井・大西宇宙飛行士のイベントが大盛況！ JAXA Humans in Space News 2025年11月号

• 油井宇宙飛行士の軌道上活動レポート
• 油井宇宙飛行士が故郷の川上村と交信
• 帰国中の大西宇宙飛行士がミッション報告会に登壇
• 「特別公開」で、大西宇宙飛行士がISSでの体験を講演
• HTV-X１号機／H3ロケット7号機の打上げ結果を報告
• 「Enjoy Space Experience」最新コンテンツ
• 固体燃焼実験装置（SCEM）に関するインタビュー
• CALATの観測開始10周年を記念してシンポジウムを開催

▼Vol.6 （10/13～10/26）
JEM商業利用促進機器（JUSE）の準備作業を連日にわたり実施。仲間のクルーだけでなく、地上スタッフとも連携しながら、着実に進めていきました。また、把持を担当することになっている新型宇宙ステーション補給船（HTV-X）1号機に対し「優しくキャッチするから安心してね！」と、自身のXに意気込みを投稿しました。

油井宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.6（10/13〜10/26）

▼Vol.7 （10/27～11/9）
10月26日にH3ロケット7号機により打ち上げられたHTV-X1号機が、30日にISSに接近。油井宇宙飛行士がロボットアームを操作して把持しました。その後、ISSと結合したHTV-X1号機のハッチを開け、仲間のクルーと共に補給キャリア与圧部から物資の取り出しを行いました。

油井宇宙飛行士 軌道上活動レポート Vol.7（10/27〜11/9）

油井宇宙飛行士が滞在するISSと、油井宇宙飛行士の故郷である長野県川上村の会場、その友好都市である沖縄県恩納村のサテライト会場とをつないで、交信イベントが開催されました。油井宇宙飛行士とのQ&Aコーナーでは、子供たちが直接、油井宇宙飛行士に質問。油井宇宙飛行士は楽しそうな様子でその質問に回答しました。

油井亀美也宇宙飛行士のふるさと、川上村と国際宇宙ステーション（ISS）をつなぐ交信イベントが行われました。

日本に帰国している大西卓哉宇宙飛行士が、11月14日にミッション報告会を開催しました。大西宇宙飛行士本人によるミッション報告だけでなく、「きぼう」を利用して宇宙実験を行なっている大学教授とのトークセッション、運用管制チームとの座談会、ISS滞在中の油井宇宙飛行士との交信トークなど、多彩なプログラムが催されました。中でも、会場参加者からの質問コーナーは大いに盛り上がりました。

【大西宇宙飛行士ミッション報告会】 ISS長期滞在を振り返り、自身の活動内容とその成果を語りました。

年に一度の恒例イベント、JAXA筑波宇宙センター「特別公開」が11月8日に開催されました。施設見学や体験、展示コーナーなど、50件におよぶ多彩なイベントで盛り上がりましたが、今年の目玉は大西宇宙飛行士による講演会。本人から直接話を聞けるだけでなく、質問もできる機会ということで、参加者の皆さんのワクワクした面持ちが印象的でした。

JAXA筑波宇宙センター「特別公開 2025」で、大西卓哉宇宙飛行士のミッション報告会が開催されました。

10月26日のHTV-X1号機/ H3ロケット7号機の打上げ時に、日本政府、JAXA、三菱重工業株式会社の関係者が登壇した記者会見の様子を公開しました。

VRやゲーム、LIVE中継など、お楽しみコンテンツをご紹介している「Enjoy Space Experience」のページを更新しました！今回は、「きぼう」小型衛星放出機構による衛星放出映像や、油井宇宙飛行士と大西宇宙飛行士による宇宙対談動画を公開。宇宙好きの方の好奇心を満たす内容になっています！

「きぼう」での燃焼実験に携わった研究者とJAXA職員が実験成果について対談。その内容をまとめたインタビュー記事が公開されました。国際宇宙探査につながる日本がけん引する燃焼研究とはどのようなものか、宇宙での炎を扱う実験を可能にした固体燃焼実験装置（SCEM）とはどんなものか、SCEMでの実験を通じでどんな未来が拓かれていくのか、ぜひ読んでみてください。

日本初の宇宙空間での高エネルギー宇宙線観測装置として、2015年に「きぼう」船外実験プラットフォームに設置された「CALAT」。観測開始から10周年を迎えたことを記念して開かれたシンポジウムには産官学の関係者約120名が参加し、これまでの成果と今後の展望を共有しました。

油井宇宙飛行士が、自身のXに「日本一のモデルさんと待ち合わせをしました」と意味深な発言。そこに添えられていたのは、雪化粧をまとい、夕日に照らされた富士山の写真でした。なるほど確かに、誰もがシャッターを切らずにはいられない、日本一のモデルさんですね。雄大で美しい姿に惚れ惚れしてしまいます。

油井宇宙飛行士X（Twitter）

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