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2023.05.10
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アジアントライゼロG 2023(アジア簡易実験)実験テーマ募集について

  • きぼうアジア利用推進室(KUOA)
  • 「きぼう」利用のご案内
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<締切延長!>

アジアントライゼロG 2023では、アジア各国/地域の若者から募集した宇宙実験を「きぼう」日本実験棟で実施します。昨年に引き続いての実施となり、今回も日本からのテーマ・アイデアを募集します。皆さんからのユニークな提案をお待ちしています。

アジアントライゼロGの概要

アジアントライゼロGは、「きぼう」を利用したアジア協力イニシアティブ(Kibo-ABC)※の加盟国・地域のうち、参加を希望する国・地域の担当機関(JAXAを含みます)により実施されます。参加機関は、それぞれテーマを公募し、各国・地域で一次選考を行い、その後、全参加機関で最終選考を行って、選ばれたテーマを「きぼう」で実施します。
※Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に設置されたイニシアティブで、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の推進と、「きぼう」の価値共有を目的としています。アジアントライゼロGなどの多国参加型プロジェクトによる宇宙環境利用の理解増進と各宇宙機関の経験蓄積、これらを通じた日本との二国間協力プロジェクトの創出を目指します。

募集分野

分野A

物理的な現象を視覚的に確認できる実験を募集します。
「きぼう」にある物品(小物なら新規打上げも可能)で実施可能な簡易物理実験です。

≪応募のヒント≫
過去に実施していない実験を提案ください。*1

*1 過去の実験例は、下記の「過去の実験報告」や「動画集」をご参照下さい
アジアントライゼロG

分野B

宇宙でできるエクササイズの提案 
分野Bでは、船内(閉鎖空間で無重力状態)で行う宇宙飛行士のエクササイズにつながるアイデアを募集します。

≪応募のヒント≫
・地上ではできないけど、宇宙でできるユニークな動き(無重力だからこそできる動き)
・地上では簡単にできるけど、無重力状態でエクササイズになりうる動き・姿勢
(例えば、正座の姿勢は地上では簡単にできますが、無重力状態ではかなり筋力を使わないと正座の姿勢は作れません。)
・過去に実施していないもの *2

応募資格

Kibo-ABC メンバー国/地域*3 のうち、Asian Try Zero-G参加国/地域*4 の学校に在籍する、大学院生までの学生が参加可能です(個人またはグループ)。
日本で応募する場合の応募資格は、日本国籍を有する人、または日本に在住する外国人(日本国籍があれば海外に住んでいる方も応募可能)
*3 Kibo-ABC メンバー国/地域(アルファベット順): オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、日本、マレーシア、ネパール、ニュージーランド、 フィリピン共和国、大韓民国、シンガポール、台湾、タイ、アラブ首長国連邦、ベトナム
Kibo-ABC

*4 Asian Try Zero‐G 2023 参加国/地域(2023年3月現在): オーストラリア、バングラデシュ、日本、シンガポール、タイ
その他の国については参加調整中。最新の参加国/地域は、公式ホームページで確認ください。
公式ホームページ: アジアントライゼロG

表彰

優秀な実験には、表彰があります。

応募特典

応募者の中で希望する方の写真を打上げ、「きぼう」において宇宙飛行士による記念撮影を行います(希望者多数の場合は抽選)

スケジュール

2023年 6月 各国・地域での一次選考
2023年 7月 最終選考
2023年12月~2024年2月頃 軌道上実験実施
(実施日は軌道上のスケジュール調整にて決定)
2024年 3月頃 実験報告会・表彰式

募集に関する詳細は、以下の募集要項をご覧ください

実験提案書は、日英両方が必要です(審査は英語の提案書をもとに国際的に行います。英語の提案書がない場合は受付できません。)。英語に自信の無い方は、日本語の実験提案書の方をくわしく書いて下さい。
募集要項PDF(2023年5月2日改定)
提出・問い合わせ先

アジアントライゼロG 2023事務局:募集要項をご確認ください。

募集締切

2023年5月14日(日) 31日(水) 23:59 JST

参加国(ABC順:2023年4月19日時点)

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA