古川宇宙飛行士のミッションもいよいよ終盤！ JAXA Humans in Space News 2024年2月号

• 古川宇宙飛行士のISSでの活動＆交流イベントについてレポート
• 地球帰還を前に、古川宇宙飛行士が宇宙から記者会見
• 宇宙飛行士認定に向け基礎訓練に取り組む宇宙飛行士候補者2名
• 第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会 参加チーム募集！
• ゲートウェイ居住棟プロジェクトのミッションマーク、決定！
• 【実験ニーズ調査】 「きぼう」日本実験棟での燃焼実験について
• ISS・「きぼう」利用シンポジウム2024を開催

2月を迎え、ISS滞在期間が予定の6ヶ月に近づいてきた古川宇宙飛行士。ミッションが大詰めを迎える中、「きぼう」日本実験棟では引き続き、多くの実験を実施しました。また、滞在期間中では最後となるISS交信イベントでは、宇宙好きキッズとの交流を行いました！

軌道上活動レポートVol.11（1/22 - 2/4）

軌道上活動レポートVol.12（2/5 - 2/18）

【ISSリアルタイム交信】スペースJAPAN特別企画「宇宙好きキッズ大集合！～古川宇宙飛行士と宇宙の未来を熱く語ろう～」を開催しました！

地球帰還を間近に控えている古川宇宙飛行士が軌道上記者会見に臨み、報道関係者の質疑に回答しました。その中で、古川宇宙飛行士は「許されるなら、もっと滞在したい」と宇宙生活への名残惜しさも明かしつつ、「残りの仕事を着実に行い、日本人宇宙飛行士のバトンをつなげていきたい」と抱負を述べました。

JAXA古川聡宇宙飛行士の国際宇宙ステーションからの軌道上記者会見

約13年ぶりのJAXA宇宙飛行士候補者募集で選抜された、米田あゆと諏訪理の両宇宙飛行士候補者。現在は、宇宙飛行士としての基本的な心構えや科学的・工学的な知識及び基礎的な技量等の習得を目的とした基礎訓練に取り組んでいます。下記コンテンツでは、これまでに行った訓練の内容や様子、身体や意識の変化などに加え、2人の素顔もご覧いただけます！

JAXA宇宙飛行士候補者への13の質問

第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の開催が決定！参加チームの募集が始まりました。前回大会では、12か国・地域より、過去最多の421チーム、1685人の学生が参加し、年々盛り上がりを見せています。宇宙でのロボット操作やコンピュータープログラミングに興味のある学生の皆さんの挑戦をお待ちしています！

国際協力で開発する月周回有人宇宙ステーション「Gateway」に関わる、JAXAのゲートウェイ居住棟プロジェクトチームのミッションマークが決定しました！地球・月・火星をモチーフに、「月周回、そしてその先の火星探査へ繋げる」強い志が表現されており、11月に開催された筑波宇宙センター特別公開で実施した投票では777票を集めました。

JAXAでは微小重力環境を活用した燃焼研究を推進しており、これまでの実験で数々の成果を上げてきました。この度、「きぼう」での燃焼研究の更なる拡大のためにニーズ調査を実施しています。調査結果は今後の燃焼研究の方針検討等に反映していきますので、ぜひご意見をお寄せください。

2月22日、「きぼう」利用シンポジウム2024を開催しました。ポストISSを見つめた2030年までの「きぼう」利用の取り組みや、それ以降の地球低軌道利用へのシームレスな移行、さらにその先につながる月などの探査活動を支える基盤としての利用など、「きぼう」からの発展性や将来についてもお話ししました。配信（VTuberによる副音声版もあり）で視聴できますので、お楽しみください。

古川宇宙飛行士がXに「宇宙での身長が1cm伸びていました。」と投稿。微小重力環境にある宇宙では、背骨の推体と推体の間にあり、クッションの役割をしている椎間板が伸びるため、宇宙で1-5cm程度、身長が伸びる宇宙飛行士が多いのだそうです。

古川宇宙飛行士公式X（Twitter）

イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。

今月の注目カテゴリ：古川宇宙飛行士

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