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2024.02.19
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第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の参加チーム募集について

募集締切:2024年5月13日(月)
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JAXAは、第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge: Kibo-RPC)を2024年度に開催します。この度、参加チームの募集を開始しましたのでお知らせします。

Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。

Kibo-RPCの概要

Kibo-RPCは、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟において、ISS船内ドローン1を使用したロボットプログラミング競技会です。競技は「きぼう」船内をゲーム空間に見立て複数の課題が設定されます。参加者は、ISS船内ドローンを動かすプログラムを作成して2、与えられた課題をクリアしながら、その時間や課題対応力について競います。

Kibo-RPCは今回で第5回目であり、2023年度に行われた前回大会では、12か国・地域より、過去最多の421チーム、1685人の学生が参加しました。

ISS船内ドローン「Astrobee※3
※1 宇宙飛行士の作業代替・支援を目指す自律飛行型のロボット(写真撮影など)
※2 参加者はJAXAとNASAが提供するプログラミング開発環境を利用して、ISS船内ドローンが自律的に動作するプログラムを作成します。
※3 アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した宇宙飛行士の作業代替・支援を目指す自律飛行型のロボット(https://www.nasa.gov/astrobee

第5回Kibo-RPCの概要

募集対象

日本を含むKibo-RPC参加国/地域の大学院生までの学生

募集期間

2024年2月19日(月)~2024年5月13日(月) 午後11時59分(日本時間)

競技のシナリオ(このシナリオはフィクションです)

国際宇宙ステーション(ISS)で実施する、学生宇宙実験コンテスト「アジアントライゼロG」を行うための実験道具が行方不明であることが判明した!宇宙実験を提案した学生が、宇宙飛行士による実験をライブで見ようと、待ち構えている。実験開始前まで時間がない!Astrobeeを制御して開始までに道具を見つけよ!! 

スケジュール

2024年4月 : プログラミング開始(シミュレーション環境オープン)
2024年6月末: 国内予選(JAXAシミュレーション環境を利用)
2024年11月上旬: 軌道上決勝大会(ISSの「きぼう」船内環境にて、Astrobee実機を利用)

国内説明会について

日時:2024年3月4日(月) 17:00~18:00 Teams会議にて開催
※ 説明は日本語で行いますので、お気軽にご参加ください。
※ 説明会への参加方法の詳細は特設サイトをご確認ください。

参加要件・詳細

第5回Kibo-RPC特設サイト(https://jaxa.krpc.jp/jaをご確認ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
ぜひご応募ください!

ビデオクリップ

第4回「きぼう」ロボットプログラミング競技会 軌道上決勝大会
第4回「きぼう」ロボットプログラミング競技会 国内予選

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA