1. ホーム
  2. 企業・研究機関の皆様へ
  3. 「きぼう」利用のご案内
  4. 「きぼう」での実験

Experiment at "Kibo"「きぼう」での実験

Experiment at "Kibo"
Share

様々な装置を使った実験がもたらしたものは、
未来に役立つ研究成果の数々

地上から約400km上空を飛行する国際宇宙ステーション(ISS)は、微小重力、宇宙放射線、広大な視野、高真空、豊富な太陽エネルギーなど、地上とは全く異なる特殊な環境です。ISSに「きぼう」日本実験棟を取り付け、2008年8月に「きぼう」の利用を開始して以来、宇宙環境を活かした様々な実験を行ってきました。その成果は、私達の暮らしを豊かにし、⽇本の産業競争⼒を⾼めることなどにつながります。

「きぼう」船内実験室でSPHERES実験を行う金井宇宙飛行士 ©JAXA/NASA

船内実験装置:多目的な実験を行う活動拠点

©JAXA/NASA

「きぼう」船内実験室の実験装置は、米国および欧州のモジュールと共通の規格を持つ国際標準実験ラック(ISPR)に組み込まれます。実験ラックは実験装置に必要な電力、冷却水、通信機能を提供し、また火災などの異常を感知し電力を遮断するなどの安全機能も有しています。ここでは、それらの実験ラックと実験装置について紹介します。

JAXAデジタルアーカイブス

船外実験装置:運用装置や支援機器の保管エリア

「きぼう」船外実験プラットフォームの実験装置は、標準ペイロードと呼ばれる直方体の箱に搭載され、船外実験プラットフォームに取り付けられます。また、「きぼう」の外壁を利用する機構や、「きぼう」のエアロックとロボットアームを利用して小型衛星を放出する装置などもあります。ここでは、それらの実験装置について紹介します。

©JAXA/NASA

JAXAデジタルアーカイブス

利用ハンドブック

「きぼう」船内実験室利用ハンドブック
「きぼう」船内実験室の実験環境、提供することができる搭載実験装置・供試体、実験運用を行う上での各種制約条件などの概略を記述した、利用者向けの文書です。
「きぼう」船外実験プラットフォーム利用ハンドブック
「きぼう」船外実験プラットフォーム上に装置を搭載して実験を計画されている方を対象に、実験環境、利用可能なサービス、制約条件等の概略を説明したハンドブックです。

※PDFファイルをご覧になる場合には、アドビシステムズ社が配布しているAdobe® Reader®が必要となります。
Adobe® Reader®は、「アドビシステムズ社」よりダウンロードしてください。

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA