今年3月に地球に帰還した古川聡宇宙飛行士が、この度帰国し、6月23日(日)に開催する報告会イベントに登壇します。また、6月12日(水)には国際宇宙探査シンポジウム2024が開催されます。6月は、宇宙での実験や技術実証の話、そして、そこからつながる未来の宇宙探査の話が聞ける貴重なイベントが目白押しです!
それでは、今月も有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします!
New Topics
- [予告] 古川宇宙飛行士がミッション報告会に登壇
- [予告] 国際宇宙探査シンポジウム2024開催
- J-CUBEプログラムの2024年度公募開始
- 宇宙種子をフィリピン宇宙庁に引き渡し
- 月周回有人拠点Gateway科学利用ページを公開
【1】JAXA Humans in Space News
6月23日(日)開催の報告会イベントに古川宇宙飛行士が登壇!
ISS長期滞在ミッションを終えた古川宇宙飛行士が、帰国後はじめて報告会イベントに登壇します。約199日の宇宙滞在で行ったミッションの成果や、ISS滞在中の体験談などが本人から直接聞ける貴重なイベント。直接質問できるコーナーも設けています。サテライト会場でのパブリックビューイングも予定されていますので、ぜひご参加ください!
国際宇宙探査シンポジウム2024開催
6月12日(水)に、国際宇宙探査シンポジウム2024が開催されます。「月で躍動する日本 ~オールジャパンで拓く シン宇宙探査時代~」をスローガンに人類の月・火星探査に向けた動きが世界的にいよいよ本格化している中、日本は持続的な探査活動の実現に向けてどう進むのか、産学官が連携した一枚岩の体制で「躍動」していくための考え方について議論します。
J -CUBEプログラムで放出する超小型衛星を募集!
「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星の放出機会を提供するJ-CUBEプログラム。こちらの2024年度公募を開始しました。超小型衛星の開発を始めようとしている大学・高専の方でJ-CUBEプログラムに興味のある方は、ぜひ詳細情報をご確認ください。
AHiSプログラムの宇宙種子をフィリピン宇宙庁に引き渡し
3月8日に、フィリピン・マニラで「Space Seeds Turnover Ceremony」が開催されました。式典では、「きぼう」を利用したアジア・太平洋協力イニシアチブ(Kibo-ABC)で実施されたアジアン・ハーブ・イン・スペース(AHiS)プログラムにより、宇宙飛行を終えて地上に帰還したコリアンダーとスペアミントの種子がフィリピン宇宙庁に引き渡され、フィリピン国内で選ばれた学生と研究者に授与されました。
月周回有人拠点Gateway利用のアップデート情報をお届け!
「アルテミス計画」における月面及び火星探査に向けた中継基地として開発が進められている月周回有人拠点Gateway(ゲートウェイ)。このGatewayを使用するミッションに関する取り組みのアップデート情報をお届けする、科学利用ページが公開されました。Gatewayプログラムへの日本の貢献や、搭載予定の装置の詳細など、幅広くお伝えしていきます。
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
「野外リーダーシップ訓練(NOLS)から戻ってきました」と、自身の近況をポストした大西宇宙飛行士。約1週間ぶりにホテルでシャワーを浴びて感動したそうですが、それでも、ISS長期滞在後のシャワーの感動の方が勝るようです。感動の種類はいろいろあれど、これは宇宙飛行士だけが分かる感動と言えそうですね。
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:古川宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2024年6月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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