国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在ミッションに向け、準備が大詰めを迎えている古川聡宇宙飛行士。現在のところ、発表されている搭乗機の打上げ予定は8月17日。今月公開した古川宇宙飛行士の特設サイトでは、今後の活動の様子を順次ご紹介していきます。
それでは、今月も有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします!
New Topics
- 古川宇宙飛行士ISS長期滞在ミッション特設サイトを公開
- ミッションを間近に控えた古川宇宙飛行士が記者会見
- 宇宙飛行士候補者2名が揃って報道関係者の取材に対応
- 第4回Kibo-RPC日本代表チームが決定
- フライトサージャン業務支援医師を募集中
- 「きぼう」からフィリピンの超小型衛星2機を放出
【1】JAXA Humans in Space News
古川宇宙飛行士ISS長期滞在ミッション特設サイトを公開
搭乗するクルードラゴン宇宙船運用7号機(Crew-7)の打上げ予定が8月17日と発表されている古川聡宇宙飛行士。ISS長期滞在ミッションの開始に向け、特設サイトを公開しました。サイトでは、滞在中の「きぼう」利用ミッションや、搭載する生活用品、宇宙日本食をはじめ、ミッションロゴとコンセプトのご紹介もしています!
Crew-7の打上げを前に、古川宇宙飛行士が記者会見
12年ぶりとなる宇宙飛行およびISS長期滞在ミッションに向け、準備も最終段階を迎えている古川宇宙飛行士が、7月26日に開かれた記者会見に登壇。現状の報告に加え、ミッションへの意気込みなどを語り、報道関係者から寄せられた多くの質問に回答しました。
今後の基礎訓練に向け、諏訪、米田の2名が取材に対応
今年2月、新たなJAXA宇宙飛行士候補者として選抜された諏訪理、米田あゆの2名。7月3日に初出勤を迎えた諏訪と、一足早く4月に入構した米田の両名が揃ったタイミングで報道関係者の取材に応じ、今の心境やこれから臨む基礎訓練への思いなどを語りました。
日本国内No.1の栄冠をつかみ取ったチームは「Eager Hoper」
今年度が4回目の開催となる「きぼう」ロボットプログラミング競技会。7月8日に日本国内予選大会が行われました。見事優勝したのは、5つの大学から集まった6名のメンバーで構成された合同チーム「Eager Hoper」! 次は10月に開催予定の軌道上決戦大会に日本代表として参加します!
宇宙飛行士のお医者さん、フライトサージャンを目指しませんか?
JAXAでは、JAXA宇宙飛行士及びその候補者の健康管理を行う航空宇宙医師(フライトサージャン)の候補人材の確保を意図し、フライトサージャン業務を支援いただける非常勤の医師を募集しています。
J-CUBEの枠組みを利用した超小型衛星2機を放出
九州工業大学の協力のもと、フィリピン大学ディルマン校が主体となって開発した超小型衛星Maya-5、Maya-6の2機が、7月19日に「きぼう」日本実験棟から放出されました。この2機は、JAXAと宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)の協定による超小型衛星放出機会の提供(J-CUBE)の枠組みを利用したJAXAで初めての衛星として放出されました。
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
米国ヒューストンで訓練中の油井宇宙飛行士が「散髪に行ってきました」と近況を報告。偶然にも床屋の方との共通項があり会話が盛り上がったらしく、気がつくと、その話題に関連する髪型になっていた模様です。どんな仕上がりかは、ツイートの写真でチェックしてくださいね(笑)
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:若田宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2023年8月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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