日本人最多5回目の宇宙飛行を前に、若田宇宙飛行士が記者会見を行いました！
JAXA Humans in Space News 2022年7月号

• 宇宙飛行を間近にひかえた若田宇宙飛行士が記者会見で想いを語りました。
• 若田宇宙飛行士のISS長期ミッション特設サイトも情報を随時更新中です！
• ISSで初となる高濃度酸素条件での材料燃焼実験の結果が公開されました！
• HTV-Xによる生鮮食品輸送を活用したビジネスアイデアの募集締切が間近です！
• 「きぼう」ロボットプログラミング競技会の日本国内予選大会が開催されました！

クルードラゴン宇宙船運用5号機への搭乗とISS長期滞在が間近に迫ってきた若田宇宙飛行士がアメリカから一時帰国。記者会見を行い、現在の想いや長期滞在へ向けた抱負を語りました。

若田宇宙飛行士の挨拶や、会場に集まった記者から寄せられた質疑応答の内容は以下のページでご紹介しています。

また、YouTubeのアーカイブ配信では記者会見全編を公開しています。ぜひ、ご覧ください。

JAXA 若田光一宇宙飛行士　国際宇宙ステーション長期滞在に係る帰国記者会見

先月公開した若田宇宙飛行士のISS長期滞在ミッション特設サイト。もうご覧いただけたでしょうか？サイトでは、宇宙船の打上げ場所や日時、一緒に搭乗する宇宙飛行士など、新たに発表された情報を随時更新中です。今後は宇宙船打上げの経過や滞在期間中の活動もお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに！

有人宇宙探査において、宇宙船内や居住施設内での火災安全性の確保は極めて重要な課題です。7月26日、ISSで初となる高濃度酸素条件での燃焼実験の結果が、公表されました。固体燃焼実験装置（SCEM）による燃焼実験（実験テーマ名：FLARE※）で、今年5月に「きぼう」日本実験棟で実験が開始されたものです。この実験を通じ、アルテミス計画をはじめとする、今後の有人宇宙活動における宇宙火災安全性の確保に貢献していきます。

ISSで初となる高濃度酸素条件での材料燃焼実験を実施～有人宇宙探査における火災安全性の確保に向けて固体燃焼実験装置が「きぼう」で稼働～

※FLARE（フレア）についてはこちらをご覧ください。

JAXAでは、宇宙ステーション補給機「こうのとり」（HTV）での生鮮食品輸送技術を活かし、新型宇宙ステーション補給機HTV-Xによる生鮮食品輸送を活用した新たなビジネス・サービスを創出する取組みを検討中です。現在、皆さまからご意見やアイデアを広く募集しており、その締切が8月5日17時となっています。新たな発想によるご意見をぜひお寄せください！

7月9日に第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の日本国内予選大会が開催されました。参加したのは大学生をはじめとする学生から成る21チーム。それぞれに工夫を凝らしたプログラムで競技に臨み、熱戦の末、東京工業大学のチーム「Space Lark」が日本No.1に輝きました！大会の様子はYouTubeでご覧いただけます！

第３回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)日本国内予選

若田宇宙飛行士公式Twitterより
一時帰国していた若田宇宙飛行士が、自身のジョギングコースでもあるつくばの風景写真を添えて「暫しのお別れです」とツイート。ヒューストンに戻り、打上げに向けた最終訓練が始まることを報告しました。今回のミッションを日本からも多くの人が応援しています！

若田宇宙飛行士公式Twitter

イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。

今月の注目カテゴリ：若田宇宙飛行士

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