今月は「きぼう」運用管制員向け訓練の活用と語学訓練(英語・ロシア語)についてご紹介します。
「きぼう」運用管制員向け訓練の活用
国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の運用管制を担当する運用管制員(フライトコントローラ)には様々な役割があり、JAXAでは各役割に応じた訓練を実施し、運用管制員の認定を行っています。これまで多くの運用管制員を養成してきた実績のある訓練を宇宙飛行士候補者向けの基礎訓練でも活用しています。
宇宙飛行士がISSで作業を行う際に地上と交信を行うのは管制チームのJ-COM (JEM Communicator)です。
基礎訓練でJ-COM訓練を受けることにより、ISS/きぼうシステムに関する知識・技能に加えて、実際にISSに滞在する際の地上の対応についても把握できるようになります。
宇宙飛行士がISSで作業を行う際に地上と交信を行うのは管制チームのJ-COM (JEM Communicator)です。
基礎訓練でJ-COM訓練を受けることにより、ISS/きぼうシステムに関する知識・技能に加えて、実際にISSに滞在する際の地上の対応についても把握できるようになります。
語学訓練(英語・ロシア語)
ISSには米国やヨーロッパ、カナダ、日本が開発し、英語で運用されているエリアと、ロシアが開発し、ロシア語で運用されているエリアがあります。
そのため宇宙飛行士は、英語だけでなくロシア語も習得する必要があるため、両方の語学訓練を実施しています。
そのため宇宙飛行士は、英語だけでなくロシア語も習得する必要があるため、両方の語学訓練を実施しています。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA