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諏訪理宇宙飛行士の特設サイトがOPEN!油井宇宙飛行士のPANGAEA訓練レポートも公開 JAXA Humans in Space News 2026年10月号
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今月2日、クルードラゴン宇宙船運用13号機(Crew-13)が打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)に新たなクルーが加わりました。続く運用14号機(Crew-14)には、諏訪理宇宙飛行士の搭乗が決まっています。諏訪宇宙飛行士にとって初めての宇宙飛行が、いよいよ間近に迫ってきたことを実感しますね。
それでは今月も、有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします。
New Topics
- 諏訪理宇宙飛行士のISS長期滞在ミッション特設サイトがOPEN!
- 美しい「Space Jellyfish」と共にドラゴン補給船運用35号機が打上げ
- 植物実験「Plant Cell Division」の2回目の取り組みが進行中
- MMX打上げ成功!世界初の火星圏サンプルリターンミッションへ
- 油井宇宙飛行士が参加したPANGAEA訓練レポートを公開
- 油井宇宙飛行士が長野県佐久市で開催されたミッション報告会に登壇
- アジアントライゼロG 2027 宇宙実験のアイデアを募集中!
- ISS補給と軌道上技術実証を実現。HTV-Xプロジェクトチームに栄誉の賞
- ウミホタルはなぜ光る?仕組みの解明にタンパク質結晶実験が貢献
【1】JAXA Humans in Space News
諏訪宇宙飛行士のミッション特設サイトを公開。今後の新着情報にもご注目!
2027年3月以降に予定されているISS長期滞在ミッションに向けて、諏訪理宇宙飛行士のミッション特設サイトを公開しました。テーマは「つなぐ。ひとりじゃ届かない、その先へ。」諏訪宇宙飛行士の想いを表現したミッションロゴをご紹介しています。サイトは今後さらに、コンテンツを充実させていく予定です。新着情報もこのサイトで随時お届けしますので、ぜひご注目ください!
貨物用輸送機SpX-35がISS到着
宇宙飛行士のための補給品や宇宙実験・実証用の物品などを搭載したドラゴン補給船運用35号機(SpX-35)が10月13日に打ち上げられました。今回の輸送品には植物実験「Plant Cell Division」の試料が含まれており、軌道上での実験が実施されます。早朝の暗いうちから始まった打上げ作業は、空が明るくなる頃に完了。分離後のロケットの噴射物が朝日に照らされ、クラゲのように輝く「Space Jellyfish」と呼ばれる幻想的な雲が広がりました。その後、10月15日にISSにドッキングし、輸送ミッションを完遂しました。
植物実験「Plant Cell Division」、2回目の実験が「きぼう」で進行中
宇宙における作物生産システムの開発に貢献が期待される植物実験「Plant Cell Division」。SpX-35で運ばれてきた試料を用いた実験が、「きぼう」日本実験棟で進行中です。今回は、油井宇宙飛行士が担当した第1回実験に続く2回目の実験。筑波宇宙センターでは、軌道上の実験装置で取得される顕微鏡画像を確認しながら、宇宙環境における植物細胞の分裂や成長の様子を観察。研究者と運用チームが連携し、将来の宇宙探査に向けた植物利用技術の発展につながる知見の取得を進めています。
火星衛星探査機「MMX」、H3ロケット10号機により打上げ
火星衛星探査機「MMX」が、2026年10月20日4時41分、種子島宇宙センターからH3ロケット10号機によって打ち上げられました。ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約1時間11分後にMMXを正常に分離、軌道に投入したことが確認されています。MMXは火星の衛星を観測し、サンプル採取をして地球に持ち帰る計画です。火星衛星の起源解明をはじめとする科学的成果と、将来の深宇宙探査に必要な技術の獲得が期待されるミッションです。
油井宇宙飛行士、地学訓練「PANGAEA」参加の様子を詳しくレポート
油井亀美也宇宙飛行士が、2026年9月にESAが実施した地学訓練「PANGAEA」に参加した様子を詳しくレポートしました。イタリア・ブレッターバッハ渓谷、ドイツ・リースクレーター、スペイン・ランサローテ島の3か所で、約3週間にわたり地質学の座学と野外実習を行いました。訓練中に発信したX投稿を交えながら、堆積岩の観察やクレーター地形の調査、火山地帯でのチーム探索など、訓練の軌跡を紹介しています。
油井宇宙飛行士が長野県佐久市で開催されたミッション報告会に登壇
10月18日、長野県佐久市で「油井宇宙飛行士ミッション報告会 with NAGANO」が開催されました。長野県は、油井亀美也宇宙飛行士の出身県。宇宙で活躍する先輩に直接会えるとあり、地元の子どもたちも多数参加。イベントでは、油井宇宙飛行士による2度目のISS長期滞在ミッションの報告のほか、長野県民栄誉賞の贈呈も行われ、会場一体で大きな盛り上がりを見せました。また、JAXA職員による月探査に関する講演や、県内団体による宇宙に関する取組発表も行われ、地域と宇宙をつなぐ機会となりました。
イベントのレポート記事およびダイジェスト映像は後日公開予定です。ぜひご期待ください。
「きぼう」で実施する実験アイデアを募集!アジアントライゼロG 2027
「きぼう」日本実験棟で2027年に実施する宇宙実験のアイデアを、アジア・太平洋地域の学生から募集する「アジアントライゼロG 2027」の応募受付が始まりました。自分で考えた実験テーマが、ISSに滞在する宇宙飛行士によって実際に宇宙で実施される貴重なチャンスです。応募締切は2026年11月30日。過去に挑戦したテーマをブラッシュアップしての再挑戦も歓迎しています!
HTV-Xプロジェクトチームが日本航空協会「航空特別賞」を受賞
新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)プロジェクトチームが、日本航空協会の「航空特別賞」を受賞しました。輸送能力を「こうのとり」の約1.5倍に高め、ISSへの物資輸送とあわせて軌道上での技術実証も担う「二刀流」の機能を実現したことが評価されました。受賞の背景には、H3ロケットによる打上げから、油井宇宙飛行士によるロボットアーム把持まで、HTV-X1号機が残した数々の成果があります。
生物発光の謎に迫る研究。「きぼう」のタンパク質結晶実験が貢献
ウミホタルの発光の仕組みの解明に、「きぼう」日本実験棟で行われた高品質タンパク質結晶実験が貢献していることを紹介する「KIBO X-Talk vol.5」を公開しました。10年以上にわたる研究の末に、発光酵素CLucの構造解明につながった宇宙実験の成果や、医療・生命科学への応用の可能性について、研究者による対談記事と動画でお届けします。
▼対談記事(前編/後編)
▼動画:KIBO X-Talk vol.5
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
諏訪宇宙飛行士のXより
諏訪宇宙飛行士が、宇宙飛行士になってから一番恐れおののいていたという「自己採血」の訓練の様子を動画で紹介。採血されるときは必ず顔をそむけるくらい苦手だったそうですが、今回は自分の腕などからの採血を行い大成功!採血中の真剣な顔と、終わった後の笑顔。諏訪宇宙飛行士の表情のギャップが印象的です。
この訓練以外にも、「ぼぶ@ヒューストンスタッフです。」の一文から始まるヒューストンでの訓練の様子を伝える密着シリーズ、#先輩宇宙飛行士に聞いてみたシリーズの油井宇宙飛行士バージョンなど新企画にも注目です!
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
JAXA筑波宇宙センター特別公開2026 特設サイトを公開
11月28日(土)開催の「JAXA筑波宇宙センター特別公開2026」の特設サイトを公開しました。今年も宇宙飛行士関連プログラムなど多岐にわたるイベントを予定しています。油井宇宙飛行士の特別トークなど、一部は事前申込みが必要なものがあります。事前申込みの受付は今後開始する予定です。
宇宙を身近に感じられるさまざまな企画を準備していますので、ぜひ特設サイトをご確認ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:油井宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2026年11月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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