今年2月から5月にかけて募集した、JAXA宇宙飛行士によるミッション報告会の開催地(主催団体)が決定しました。全国5か所で開催され、宇宙飛行士自身がISS長期滞在ミッションで得られた成果や経験を直接お伝えします。
それでは今月も、有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします。
New Topics
- 第7回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の参加チーム募集
- 学生向け国際教育プログラム「Space Harvest Ideathon」の参加者募集
- 油井宇宙飛行士が、地球を“自分ゴト=My Earth”として捉えるイベントに登壇
- JAXA宇宙飛行士ミッション報告会の主催団体・開催地が決定
- 米田宇宙飛行士がESA主催の洞窟訓練(CAVES)に参加
- 水上サバイバル訓練に米田宇宙飛行士、諏訪宇宙飛行士が参加
- 諏訪宇宙飛行士が「きぼう」運用を想定した訓練を実施
- 国立天文台で油井宇宙飛行士が登壇するイベントを開催
- 筑波宇宙センターで夏休みイベント「教えて!宇宙のふしぎ!!」開催
【1】JAXA Humans in Space News
第7回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の参加チームを募集
アジア・太平洋地域の学生を対象とした「きぼう」ロボットプログラミング競技会の、第7回大会が開催されます。本大会では、競技課題ロボットとしてJAXAのInt-Ball2が初採用されます。参加者の皆さんには自作したプログラムで、このInt-Ball2を操作していただきます。宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関心のある学生チームの参加をお待ちしています。
宇宙での食料生産に適した植物や栽培方法に関するアイデアを募集
学生を対象にした国際教育プログラム「Space Harvest Ideathon」の参加者募集を開始しました。今回は、将来の有人宇宙探査や月・火星での長期滞在を見据え、宇宙食料生産をテーマに、植物や栽培方法に関するアイデアを募集しています。
「宇宙から見る地球」をテーマにした特別イベントに油井宇宙飛行士が参加
さまざまな視点から地球を見つめる特別イベント「My Earth文化祭」が7月25日に東京都港区で開催され、油井亀美也宇宙飛行士が登壇者として参加しました。油井宇宙飛行士以外にも、JAXAの研究者、防災の専門家、歌人の俵万智さん、哲学者の谷川嘉浩さんなどが招かれ、科学の枠を超えたさまざまなアプローチから「宇宙から見る地球」を味わい、地球を自分ゴト=My Earthとして捉える体験を共有しました。
大西宇宙飛行士・油井宇宙飛行士ミッション報告会の開催地が決定
ISS長期滞在ミッションで得られた成果や経験を、より多くの方にお伝えしたいという思いから、JAXA宇宙飛行士によるミッション報告会の開催地を公募したところ、日本各地からたくさんのご応募をいただきました。誠にありがとうございました。選定委員会による厳正な選考の結果、以下の5か所での開催が決定しました。
- 2026年8月9日(日) 福島県楢葉町
主催:復興宇宙サミット2026実行委員会(福島県楢葉町、一般財団法人ワンアース) - 2026年10月18日(日) 長野県佐久市
主催:佐久地域ミッション報告会実行委員会 - 2026年11月28日(土) 福島県郡山市
主催:福島県 - 2026年12月13日(日) 大分県国東市
主催:国東市 - 2027年1月17日(日) 兵庫県明石市
主催:イオンモール株式会社イオン明石ショッピングセンター、明石市立天文科学館、リーマンサット・プロジェクト、明石工業高等専門学校
来場者の募集は各主催団体より行われる予定です。
米田宇宙飛行士が、真っ暗な洞窟の中で行うCAVES訓練に参加
米田あゆ宇宙飛行士が、4名の宇宙飛行士と共にCAVES訓練に参加しました。訓練の場はイタリアの山奥。数センチ先も見えないような洞窟の中。その極限・閉鎖・隔離環境を利用して探検ミッションを行うことで、宇宙での長期滞在に必要な能力の向上を目指します。訓練中の2日間、米田宇宙飛行士はチームを率いるコマンダーを務め、明確な情報共有や仲間への気配りの大切さを実感したようです。
JAXA有人宇宙技術部門広報公式X 2026年7月1日の投稿
JAXA有人宇宙技術部門広報公式X 2026年7月6日の投稿
訓練を終えた米田宇宙飛行士が自身のXで語った感想もぜひご覧ください。
水上サバイバル訓練に、米田宇宙飛行士と諏訪宇宙飛行士が参加
宇宙飛行士の訓練には、万が一の緊急事態に備えるものが多数あります。その中のひとつが水上サバイバル訓練です。この訓練に、米田宇宙飛行士、諏訪宇宙飛行士が参加。飛行中のヘリコプターが不測の事態により海上着水したという想定のもと、沈んでいくヘリからどのように脱出するか、救助が来るまで水面でどうサバイバルするかなどを学びました。
諏訪宇宙飛行士が、「きぼう」での実際の運用を想定した訓練を実施
諏訪理宇宙飛行士がJAXA筑波宇宙センターで訓練を実施。「きぼう」日本実験棟での実際の運用を想定し、実験に用いる装置の操作や取り扱い方法のほか、空気環境を保つ装置のメンテナンスなども学びました。どれも宇宙での実験や生活を支えるための重要な訓練です。
国立天文台でイベント開催!油井宇宙飛行士と一緒に学ぼう!
8月20日(木)にJAXAと国立天文台の共催イベント「国立天文台で油井宇宙飛行士と学ぶ! ―月・火星探査に向けて―」を開催します。油井宇宙飛行士が、ISSでの最新の活動の様子や将来の宇宙探査につながるミッションを報告するほか、参加者の皆さまからの質問に直接お答えするコーナーも実施。参加をご希望の方は8月2日までにお申し込みください。(応募者多数の場合は抽選となります)
筑波宇宙センターで、夏休みイベントを開催中!
筑波宇宙センターの展示館「スペースドーム」では8月31日まで、「教えて!宇宙のふしぎ!!」という夏休みイベントを開催しています。会場には、皆さまから多く寄せられる質問をパネルで展示。さまざまな宇宙のふしぎにぜひチャレンジしてみてください。答えと解説はパネルをめくってチェック!
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
ソユーズMS-29宇宙船の打上げを間近に控えたアニル・メノン宇宙飛行士が、椅子に座ったままグルグルと回転する動画をXに投稿。それを受けて、自身もソユーズ宇宙船に搭乗経験がある大西宇宙飛行士がリポスト。この回転椅子が、ロシア式の宇宙飛行に向けた準備であることを説明しました。
さらに、ロシア式の宇宙飛行準備でのお気に入りとして、ベッドの写真を投稿。足側だけ高さがカサ上げされており、頭に血が上りやすい状態にしてあると伝えました。少しずつ高さを上げることで、頭部への体液シフトが起こる微小重力環境へ慣れる準備をするそうですが、大西宇宙飛行士は、医師に指摘されて初めて高さが違うことに気づいたそうです。
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:油井宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2026年8月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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