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2026.01.16
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Astrobeeの地上試験とテクニカルリハーサル

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NASAは2025年5月にAstrobeeを民間業者へ移管する方針を決定しました。その後、2025年9月にArkisys Inc.が移管先に選定されたことを受け、JAXAは「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)の技術調整を開始しました。
地上試験と国際宇宙ステーション(ISS)でのリハーサルという2回の試験を経て、いよいよ軌道上決勝大会の準備が整いました。その様子をお届けします。

地上試験

日本時間2025年12月12日、JAXAのリモート立ち合いのもと、Arkisys社と提携する南カリフォルニア大学の定盤設備(無重力環境を模擬するための平面試験装置)で試験を実施しました。JAXAが用意したデモプログラム(Android Application Package: APK)をAstrobeeにインストールし、動作確認を行いました。本試験の目的は、Astrobeeの地上モデルを無重力状態を模擬した環境で動作させ、競技の成立性を確認することです。宇宙とは異なり地上では2次元の移動しか再現できませんが、軌道上決勝大会に向けてAstrobeeの機能が健全であることを確認できました。
図1 地上試験の様子(Image by Arkisys Inc.)
図2 Arkisys社の試験メンバー(Image by Arkisys Inc.)

ISSテクニカルリハーサル

日本時間2025年12月16日、JAXAの油井亀美也宇宙飛行士とJAXAの運用管制員、Kibo-RPC担当、そしてArkisys社チームが共同でテクニカルリハーサルを実施しました。このリハーサルの目的は、軌道上のAstrobee実機が正常に動作していること、地上要員間のコミュニケーションが円滑であることを確認し、Kibo-RPCの競技が問題なく実現できることを最終確認することです。AstrobeeにはJAXAが用意したデモAPKをインストールし、「きぼう」内を無事に飛行させることができました。その様子をAstrobeeの相棒ロボットである、JAXAのInt-Ball2が見守っていました。
図3 テクニカルリハーサルを実施する油井宇宙飛行士 (Image by NASA/JAXA)
図4 「きぼう」内を飛行するAstrobee (Image by NASA/JAXA)

軌道上決勝大会に向けて

テクニカルリハーサルの成功を受け、軌道上決勝大会の準備が整いました。決勝は筑波宇宙センターとオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施予定です。配信情報は改めてお知らせします。

各チームの意気込みはこちらの記事でもご覧にいただけます。さて、勝利の栄冠を手にするのはどのチームでしょうか?

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA