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野口宇宙飛行士の5月25日記者会見/地球低軌道での生鮮食品輸送のビジネスアイデア募集など
JAXA Humans in Space News 2022年5月号
- その他
日本の有人宇宙活動をけん引してきた野口聡一宇宙飛行士が、2022年6月1日付でJAXAを退職することを発表しました。今後は民間人の立場で、日本そして世界の宇宙開発に貢献くださることと思います。
それでは、今月も有人宇宙に関するさまざまなニュースをお届けいたします!
New Topics
- 野口聡一宇宙飛行士の退職に関する記者会見を開きました
- 地球低軌道における新たな生鮮食品輸送ビジネスのアイデアを募集!
- 宇宙飛行士候補者の書類選抜結果に関する補足説明を公開
- 第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の募集締切延長!
【1】JAXA Humans in Space News
宇宙飛行士として26年間在籍したJAXAを退職
米国人宇宙飛行士以外では初となるクルードラゴン宇宙船への搭乗や、日本人最多となる4回の船外活動を行うなど、パイオニアとして常に挑戦を続けてきた野口聡一宇宙飛行士が、5月25日、都内で記者会見を開き、2022年6月1日付でJAXAを退職することを発表しました。会場には多くのメディア関係者にお集まりいただき、また、会見の模様はYouTubeでライブ配信されました。
野口宇宙飛行士からの退職に関するコメント、これまでの支援・応援に対する感謝の言葉、会場に集まった記者の方々との質疑応答など、記者会見の様子はアーカイブ配信されていますので、ぜひご覧ください。
また、会見会場で配布された「野口宇宙飛行士から皆様へのご挨拶」全文も、以下サイトに掲載しております。
HTV-Xによる生鮮食品輸送を活用したビジネスアイデアを募集!
今後、地球低軌道の民間による有人宇宙活動はますます活発化し、宇宙での生鮮食品需要も高まることが予測されます。そこでJAXAでは、これまで実績を積み重ねてきた宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)での生鮮食品輸送技術を活かし、新型宇宙ステーション補給機HTV-Xによる生鮮食品輸送を活用した新たなビジネス・サービスを創出する取組みを検討中。皆さまから、広くご意見やアイデアを募集します。
宇宙飛行士候補者の書類選抜結果に関する補足説明が公開されました
4月22日に書類選抜合格者数2,266名という結果が発表された2021年度 宇宙飛行士候補者募集。この書類選抜の審査内容や人数の内訳について、選抜過程に関する補足情報が公開されました。
宇宙飛行士候補者の募集および選抜状況については、特設サイトにてご確認ください。
※現在、宇宙飛行士候補者募集の応募受付は終了しております。
「きぼう」ロボットプログラミング競技会の応募締切を延長!
2022年度で3回目の開催となる「きぼう」ロボットプログラミング競技会。参加チームの募集締切は、当初5月16日(月)となっていましたが、6月6日(月)まで期間延長しました。プログラミングや宇宙開発に関心のある学生の皆さん、奮ってご応募ください。
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
若田宇宙飛行士公式Twitterより
若田宇宙飛行士が、テキサス州ボカチカにあるスペースX社のStarbaseを見学したことをツイート。初めて間近で見るStarshipの姿に、地球低軌道以遠の有人宇宙飛行に向けた開発チームの情熱をひしひしと感じたようです。
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
イベント・セミナー情報は以下をご覧ください。
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:若田宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2022年6月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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