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2022.10.17
No.255
  • ファルコン9 ロケット

クルードラゴン宇宙船運用4号機(Crew-4)ミッション

  • ISS滞在クルー
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フロリダ半島沖へ着水したクルードラゴン宇宙船運用4号機(Crew-4) ©NASA/Bill Ingalls

新着情報

国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーの、チェル・リングリン、ボブ・ハインズ、ジェシカ・ワトキンス、サマンサ・クリストフォレッティ宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用4号機(Crew-4)は、2022年10月15日 1時05分(日本時間)にフロリダ半島沖へ着水しました。

飛行概要

Crew-4ミッションは、SpaceX社のクルードラゴン宇宙船運用4号機(Crew-4)をファルコン9ロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし2022年秋まで滞在の後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還します。

打上げ物資

回収物資

飛行計画

Crew-4ミッションの飛行計画(2022年10月17日現在)

項目 計画
打上げ日時 2022年4月27日 16時52分(日本時間)
2022年4月27日   3時52分(米国東部夏時間)
射場 米国フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)39A射点
使用ロケット ファルコン9ロケット
宇宙船 クルードラゴン宇宙船運用4号機(Crew-4)
搭乗人数 4名
ドッキング日時 2022年4月28日   8時37分(日本時間)
2022年4月27日 19時37分(米国東部夏時間)
ISSからの離脱日時 2022年10月15日   5時55分(日本時間)
2022年10月14日 16時55分(米国東部夏時間)
着水日時 2022年10月15日   1時05分(日本時間)
2022年10月14日 12時05分(米国東部夏時間)
※時刻は24時間制表記(2022年9月30日より)

Crew-4結合後のISSの形状

クルードラゴン宇宙船運用4号機(Crew-4)結合後のISSのイメージ ©NASA

クルー

©SpaceX
チェル・リングリン(Kjell Lindgren)

台湾台北市生まれ(育ちは米国中西部及びイギリス)。医学博士。
米国の空軍士官学校在学中はパラシュートチームのインストラクターおよび選手であった。緊急医療に携わった後、2007年からNASAでの勤務を開始し、フライト・サージャンとしてISS滞在クルーの訓練などを支援した。
2009年にNASAの宇宙飛行士候補者として選抜され、油井宇宙飛行士とは第20期NASA宇宙飛行士クラスの同期、2015年に第44次/第45次長期滞在で共に滞在した。
今回が2回目の飛行となる。

©SpaceX
ボブ・ハインズ(Bob Hines)

1975年、ノース・カロライナ州ファイエットビル生まれ。アメリカ空軍パイロット、飛行教官、テストパイロットを21年以上務める。
2017年に宇宙飛行士に選抜される前には、ジョンソン宇宙センターで研究パイロットを務める。
今回が初飛行となる。

©SpaceX
ジェシカ・ワトキンス(Jessica Watkins)

メリーランド州ゲイザースバーグ生まれ、コロラド州ラファイエット出身。火星表面形成過程の研究でUCLAで地質学の博士の学位を取得。
2017年に宇宙飛行士に選抜される前には、カリフォルニア工科大学の地質・惑星科学部門の博士研究員として、火星科探査機キュリオシティの科学チームの一員として共同研究を行っていた
今回が初飛行となる。

©SpaceX
サマンサ・クリストフォレッティ(Samantha Cristoforetti)

1977年、イタリアのミラノ生まれ。イタリア空軍大尉。
ミュンヘン大学で機械工学修士を取得後、イタリア空軍アカデミーを卒業。戦闘機パイロットを経て、2009年に欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士に選抜される。
2014年から2015年、ESAおよびイタリア人の女性宇宙飛行士として初めて第42次/第43次長期滞在クルーとしてISSに滞在した。
今回が2回目の飛行となる。

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA