プロフィール
現在の野口宇宙飛行士
ISS第64/65次長期滞在ミッションを完了
搭乗ミッション
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STS-114ミッション(2005年7月)(アーカイブサイト)
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ISS第22次/第23次長期滞在(2009年12月~2010年6月)(アーカイブサイト)
JAXAデジタルアーカイブス
経歴
1965年神奈川県生まれ。博士(学術)。2005年スペースシャトル「ディスカバリー号」による国際宇宙ステーション(ISS)組み立てミッションに参加、3度の船外活動をリーダーとして行う。2009年、日本人として初めてソユーズ宇宙船に船長補佐として搭乗。ISS第22次/第23次長期滞在のフライトエンジニアとして、ISSに約5か月半滞在し、「きぼう」日本実験棟ロボットアームの子アーム取付けや実験運用などを実施。2020年、米国人以外では初めてクルードラゴン宇宙船 運用初号機(Crew-1)に搭乗し、約5か月半、第64次/第65次長期滞在クルーとしてISSに166日間滞在。4度目の船外活動(EVA)や、「きぼう」日本実験棟における様々なミッションを実施。
Soichi
神奈川県横浜市に生まれる。
東京大学大学院工学系研究科航空学専攻修士課程修了。2020年、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。
石川島播磨重工業(株)に入社。航空宇宙事業本部に所属し、ジェットエンジンの設計及び性能試験業務を担当。
NASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される。同年6月、NASDA(現JAXA)入社。
同年8月からNASAが実施する第16期宇宙飛行士養成コースに参加。
NASAよりスペースシャトル・ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として認定される。
同年7月から8月、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)における基礎訓練コースに参加。その後NASAにおいてMSの技量維持向上訓練を継続すると同時に、宇宙飛行士の立場から「きぼう」日本実験棟の開発支援業務に従事する。
国際宇宙ステーション(ISS)組み立てミッションであるスペースシャトル(STS-114)の搭乗員に任命される。
スペースシャトル「ディスカバリー号」によるSTS-114ミッションに参加。
スペースシャトルの安全確認のため打上げ時の外部燃料タンクのビデオ撮影を行うとともに、3回の船外活動のリーダーとして、軌道上でのシャトル耐熱タイルの補修検証試験、ISSの姿勢制御装置などの交換や機器の取付けと回収を行う。3回の船外活動の延べ時間は20時間5分。
ISS第18次長期滞在クルーのバックアップクルーに任命される。
ISS第20次長期滞在クルーのフライトエンジニアに任命される。
ISS滞在番号が新たに設定され、ISS第22次/第23次長期滞在クルーとなる。
日本人初のソユーズ宇宙船フライトエンジニアとして、ソユーズTMA-17宇宙船(21S)に搭乗。ISS第22次/第23次長期滞在クルーのフライトエンジニアとしてISSに約5ヶ月半滞在し、「きぼう」日本実験棟ロボットアームの子アーム取付けや実験運用などを実施。
また、滞在期間中の2010年4月には、STS-131(19A)ミッションで山崎直子宇宙飛行士が到着。日本人宇宙飛行士が初めて軌道上に2人同時滞在し、様々な共同作業を実施。
JAXA宇宙飛行士グループ長就任。
宇宙探検家協会(Association of Space Explorers: ASE)会長就任。
JAXA宇宙飛行士グループ長離任。
宇宙探検家協会(Association of Space Explorers: ASE)会長離任。
アジア地区常任理事継続。
第62次/第63次ISS長期滞在クルーのフライトエンジニアに任命される(当時)
米国が開発を進めている米国有人宇宙船(United States Crew Vehicle:USCV)に搭乗してISSへ向かうための訓練を開始
東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(学術)
クルードラゴン宇宙船 運用初号機(Crew-1)に搭乗
米国人以外では初めて、クルードラゴン宇宙船 運用初号機(Crew-1)に搭乗し、約5か月半、第64次/第65次長期滞在クルーとしてISSに166日間滞在。4度目の船外活動(EVA)や、「きぼう」日本実験棟における様々なミッションを行う。
宇宙飛行士になるまで
乗り物好きなふつうの少年
野口宇宙飛行士は、1965年、神奈川県横浜市で生まれました。子供の頃は、学校の帰りに稲刈りの終った田んぼで野球をしたりと、広いところで遊ぶのが大好きでした。乗物に興味を持ち、電車、飛行機、ロケットへと関心が移っていきました。宇宙を舞台にしたアニメなどは好きでしたが、宇宙飛行士になりたいとまでは思っていませんでした。
きっかけはスペースシャトル
そんな野口宇宙飛行士に変化が訪れたのが高校1年生のときです。スペースシャトルの初飛行を見て、これからは技術者でも宇宙で活躍できる時代になると感じ、「いつかは宇宙に行きたい」と思うようになったのです。そして、高校3年生のときに『宇宙からの帰還』いう本と出会ったことで、宇宙飛行士になる決心が固まりました。
過去の活動履歴
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