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国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーの、マイケル・ホプキンス、ビクター・グローバー、シャノン・ウォーカー、野口聡一宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用1号機(Crew-1)は、2021年5月2日 午後3時56分(日本時間)にフロリダ・パナマシティ沖に無事着水しました。
飛行概要
Crew-1ミッションは、SpaceX社のクルードラゴン宇宙船運用1号機(Crew-1)をファルコン9ロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし2021年春まで滞在の後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還します。Crew-1は、NASAの新しいSpaceX有人システムの認証を受けた後にISSへ運用飛行する最初のものとなります。
飛行計画
Crew-1ミッションの飛行計画(2021年5月2日現在)
項目 | 計画 |
打上げ日時 | 2020年11月16日 午前9時27分(日本時間) 2020年11月15日 午後7時27分(米国東部標準時間) |
射場 | 米国フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)39A射点 |
使用ロケット | ファルコン9ロケット |
宇宙船 | クルードラゴン宇宙船運用1号機(Crew-1) |
搭乗人数 | 4名 |
ドッキング日時 | 2020年11月17日 午後1時1分(日本時間) 2020年11月16日 午後11時1分(米国東部標準時間) |
ISSからの離脱日時 | 2021年5月2日 午前9時35分(日本時間) 2021年5月2日 午後8時35分(米国東部夏時間) |
着水日時 | 2021年5月2日 午後3時56分(日本時間) 2021年5月2日 午前2時56分(米国東部夏時間) |
クルー
マイケル・ホプキンス(Michael Hopkins)
米国ミズーリ州生まれ。航空宇宙工学修士(理学)。
元統合参謀本部副議長特別補佐官。
2009年にNASA宇宙飛行士候補者として選抜される。第37次/第38次長期滞在に続き今回が2回目の飛行となる。
ビクター・グローバー(Victor Glover)
米国カリフォルニア州生まれ。飛行試験工学修士(理学)、システム工学修士(理学)、軍事作戦術修士(理学)。
米国空軍で戦闘機のテストパイロットを務める。
2013年にNASA宇宙飛行士として選抜。
今回が初飛行となる。
シャノン・ウォーカー(Shannon Walker)
1965年、米国テキサス州ヒューストン生まれ。博士(理学)。
2004年に宇宙飛行士となる。
第19次および第21次、第22次長期滞在クルーのバックアップクルーを務める。第24次/第25次長期滞在に続き今回が2回目の飛行となる。
野口 聡一(NOGUCHI Soichi)
1965年、横浜市生まれ。博士(学術)。
2005年STS-114ミッション、2009年第22次/第23次長期滞在に続き今回が3回目の飛行となる。
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