油井亀美也宇宙飛行士が、帰還後のリハビリを行なっていた米国ヒューストンから帰国。報道関係者向けの記者会見に臨み、ミッションの感想や今後の抱負を語りました。また、「きぼう」日本実験棟で実施されたJAXA-NASA共同低重力ミッションの研究成果を伝える記者説明会が開かれ、今後の宇宙開発や社会への波及効果が説明されました。
現在は、5月に開催されるミッション報告会に向けた準備を進めています。
それでは今月も、有人宇宙活動に関するさまざまなニュースをお届けいたします。
New Topics
- 油井宇宙飛行士のミッション報告会を開催 参加お申し込みはお早めに!
- 帰還後のリハビリを終えた油井宇宙飛行士が帰国記者会見を実施
- JAXA–NASA共同低重力ミッションの記者説明会を開催
- HTV-X1号機が行う技術実証ミッションをご紹介
- HTV(こうのとり)関連技術が「航空宇宙技術遺産」に認定
- 「きぼう」日本実験棟でのスピルリナ培養 最初の実験が完了
【1】JAXA Humans in Space News
5月19日(火)開催!油井宇宙飛行士ミッション報告会の参加者募集
油井宇宙飛行士のISS滞在中の活動を振り返り、その成果と将来の宇宙探査への展望をお伝えするミッション報告会を5月19日(火)に開催します。会場は中野区の「なかのZERO大ホール」。「子どもの部」と「大人の部」の2部制(完全入れ替え制)での実施です。申し込みは先着順で、定員になり次第締め切りとなります。参加ご希望の方はお早めにお申し込みください!
油井宇宙飛行士が記者会見にて長期滞在を報告
約166日間宇宙に滞在した油井宇宙飛行士が、帰還後のリハビリを終え一時帰国。4月9日に長期滞在ミッションに関する記者会見を実施しました。親友でもある大西宇宙飛行士とのISSでの再会、自身が担当したHTV-X1号機の把持、宇宙実験や地上交流イベントといった活動を振り返った他、報道関係者からのさまざまな質問に答えました。
JAXA–NASA共同低重力ミッションの研究成果を報告
3月26日、JAXAと筑波大学、NASA等による国際共同研究「JAXA–NASA共同低重力ミッションが解き明かす、生体応答における重力依存性」の成果に関する記者説明会が開催されました。科学的な研究成果をはじめ、それらが今後の宇宙開発や地上にもたらす影響も説明され、参加した記者との質疑応答が活発に行われました。
HTV-X1号機がこれから行う技術実証ミッションについてご紹介!
ISSから離脱し、技術実証ミッションフェーズに入っているHTV-X1号機。超小型衛星を放出するH-SSODミッションを無事遂行し、残るミッションはあと2つ。HTV-X1号機に搭載された反射器に地上からレーザーを照射し、その姿勢運動を測るMt. FUJIミッションと、宇宙での太陽光発電システムに必要となる構造物の構築技術を実証するDELIGHT/SDXミッションです。
HTV(こうのとり)の関連技術が航空宇宙技術遺産に認定
9回の補給ミッションの全てを完遂した宇宙ステーション補給機「HTV(こうのとり)」。その功績を支えた独自技術のうち、有人対応自動ランデブ技術と大型物資輸送技術が「航空宇宙技術遺産」に認定されました。
スピルリナの培養実験から、将来の宇宙長期滞在を支える技術を研究中!
「きぼう」日本実験棟では、スピルリナという微細藻類を育てる実験が進められています。スピルリナは、光合成で二酸化炭素を吸収するため空気再生処理が期待できます。また、タンパク質の含有量が豊富なため栄養源としての活用も見込めます。本研究はまだ始まったばかりですが、先日、最初の実験が無事に完了しました。この研究が進むことで、将来の月や火星での長期滞在を支える技術へとつながっていきます。
【2】JAXA宇宙飛行士最新情報
注目された発信
大西宇宙飛行士が自身のXに月面を走る有人与圧ローバーのイメージ図を投稿。「操縦に関係するテストに参加するために、トヨタさんの東富士研究所に来ています。」と報告しました。月面で有人与圧ローバーを操縦することになるのは人であるため、宇宙飛行士という立場で、様々な形で開発などに参加していくことになります。
諏訪宇宙飛行士が動画で投稿している「先輩宇宙飛行士に聞いてみた」シリーズをご存知
ですか?地上での訓練のこと、宇宙での生活のことなど、新人宇宙飛行士が気になる疑問の数々を先輩の古川宇宙飛行士へぶつけてみるという企画です。経験者ならではの回答や、2人の人柄がうかがえるところが見どころです。ぜひチェックしてみてください!
【3】メディア・イベント情報
イベント情報
【4】ギャラリーの注目情報
今月の注目カテゴリ:油井宇宙飛行士
【5】Enjoy Space Experience
このページでは有人宇宙技術部門がおすすめするコンテンツのご紹介をしています。ぜひご覧ください。
今月の「JAXA Humans in Space News」いかがでしたか?次回の発行は2026年5月末頃を予定しています。
※本文中の日時は全て日本時間です
発行者:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
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