利用状況と今後の予定

公開 2024年7月31日

革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※1 を利用した実験>
  • 7月18日、宇宙飛行士がELF試料ホルダを交換した後、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、交換した新しいカートリッジの動作確認を行いました。
  • 7月22日、宇宙飛行士がカートリッジの再取り付け作業を行った後、地上からMSPR2を起動し、カートリッジの動作確認を行いました。
  • 7月23日、25日、地上からMSPR2を起動し、ELF実験を行いました。


先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE※2 実験を継続中>
  • 7月17日、19日、22日、24日、26日、地上から多目的実験ラック(MSPR)および固体燃焼実験装置(SCEM)※3 を起動してFLARE実験を行いました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機(Int-Ball2)※4 の位置移設と機能確認>
  • 7月18日、地上からInt-Ball2のフライトソフトウェアのパラメータ変更やInt-Ball2に保存されていたログデータの削除を行いました。
  • 7月22日、地上からInt-Ball2の機能確認を行った後、宇宙飛行士が地上と連携してInt-Ball2のドッキングステーションの位置移設後の機能確認を行いました。翌23日、前日の機能確認のデータを地上からの操作でダウンリンクしました。


国際協力の推進

<第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(5th Kibo-RPC)※5 のリハーサル準備>
  • この秋に予定されている第5回Kibo-RPCに向け、7月25日、宇宙飛行士が地上と連携し、テクニカルリハーサル2の準備として、Int-Ball2の撮影確認を行いました。


学術研究の推進

<Plant UV-B※6 実験の準備>
  • 7月17日、宇宙飛行士が実験前の準備として、PCのセットアップや細胞培養装置(CBEF)※7 へのケーブル接続を行いました。


その他

<「きぼう」エアロックの活用:米国の船外実験装置NREP※8 搭載装置の取付け>
  • 7月22日、 宇宙飛行士たちが連携してNREPを「きぼう」エアロック(JEMAL)スライドテーブル上に 取り付け、JEMALに収納しました。
  • ※8 米国NanoRacks社の船外実験装置


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​24.7.29-​2​0​24.8.11 [ pdf: 378.0 KB] 73989
先週の実績 ​2​0​24.​​7.15-​2​0​24.​7.28 [ pdf: 365.9 KB] 73988

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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