利用状況と今後の予定

公開 2023年1月25日

新薬設計支援プラットフォーム

<JAXA MT PCG※1 #8、JAXA LT PCG※2 #8を終了しました>
  • 昨年11月28日に開始したMTPCG#8およびLTPCG#8の実験について、1月9日にそれぞれ結晶化実験を終了しました。宇宙飛行士がLTPCG#8の実験試料を「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)からドラゴン補給船運用26号機(SpX-26)に搬入しました。また同様に、MTPCG#8の実験試料も「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫2(FROST2)から取り出し、輸送用真空保冷装置に入れてSpX-26に搬入しました。SpX-26は1月11日に地上に到着し、両試料も地上に回収されました。


超小型衛星放出プラットフォーム

<超小型衛星放出後の片付け(J-SSOD#24)※3
  • 1月10日、J-SSOD#24の片付けとして、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を操作し、J-SSODを「きぼう」エアロック(JEMAL)内に搬入しました。
  • 1月17日、地上からJEMALを加圧し、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルを「きぼう」船内に伸展させ、スライドテーブル上のMPEP※4 からJ-SSODを取り外しました。その後、宇宙飛行士2人が連携してJEMALスライドテーブル上のMPEPを取り外しました。


船外ポート利用プラットフォーム

<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※5:HDTV-EF2※6カメラ撮影>
  • 1月10日、i-SEEP上のHDTV-EF2でインドネシアの火山の地上撮影を行いました。
  • 1月19日、i-SEEP上のHDTV-EF2で有償利用ミッションの撮影を行いました。


革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)

<静電浮遊炉(ELF)※7 を利用した実験: B4C-SS eutectic※8開始>
  • 1月13日、16日、20日、地上から多目的実験ラック2(MEPR2)を起動し、ELF実験(B4C-SS eutectic)を行いました。
  • 1月18日、宇宙飛行士が、ELF実験で使用する物品の確認を行いました。


宇宙実験を支える基盤技術の強化

<ライブイメージングシステム(COSMIC)※9 の機能確認>
  • 1月10日、COSMICの蛍光LEDの動作確認として、地上から蛍光LED光源が起動できるか確認を行いました。
  • 1月11日、宇宙飛行士がCOSMICの Cool LEDを交換し、地上から機能確認を行いました。翌12日、COSMICからサンプルを取り外し収納しました。


国際協力の推進

<アジアントライゼロG 2022※10
  • 1月16日、翌日のアジアントライゼロG準備として、宇宙飛行士が実験内容の確認を行いました。
  • 1月17日、宇宙飛行士が、アジア数か国から提案された実験の撮影を行いました。


継続実施中

船外ポート利用プラットフォーム

物質・物理科学分野、生命科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 ​2​0​23.1.23-​2​0​23.2.5 [ pdf: 371.8 KB] 73478
先週の実績 2​0​2​23.​1.9-​2​0​23​.​1.22 [ pdf: 386.6 KB] 73477

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
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