公開 2022年10月12日
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※1:HDTV-EF2※2 カメラ撮影>
- 9月27日、28日、i-SEEP上のHDTV-EF2で撮影を行いました。
- 10月6日、クルードラゴン宇宙船運用5号機(Crew-5)がISSにドッキングする様子を撮影しました。
- ※1 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※2 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験>
- 10月2日、宇宙飛行士が試料カートリッジを清掃し、試料ホルダを交換しました。その後、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動してELF実験(Interfacial Energy)※4 に向けた動作確認を行いました。
- 10月4日、7日、地上からMSPR2を起動して、ELF実験(Interfacial Energy)を行いました。
- ※3 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※4 静電浮遊法を用いた鉄鋼精錬プロセスの基礎研究~高温融体の熱物性と界面現象~(Interfacial Energy)
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<FLARE実験※5 を実施中>
- 9月26日、FLARE実験準備として、宇宙飛行士が固体燃焼実験装置(SCEM)※6 イグナイタ(着火用の電熱線)のケーブルルーティングの確認と修正を行いました。
- 9月27日、地上から多目的実験ラック(MSPR)のSCEMを起動して、イグナイタの動作確認を行い、SCEM燃焼室を加圧し加圧時のもれがないか確認を行った後、翌28日にSCEMを遮断しました。
- 10月4日、地上からSCEMを起動して、燃焼容器を減圧した後、SCEMを遮断し、燃焼容器に減圧時のもれがないかの確認を行いました。
- 10月6日、地上からMSPRおよびSCEMを起動してFLARE実験を行いました。
学術研究の推進
<Neural Integration System※7 実験関連のセットアップ作業や機能確認>
- 9月26日、Neural Integration System(NIS)実験準備機能確認の一環で、宇宙飛行士がライブイメージングシステム(COSMIC)※8 をセットアップし、機能確認のための試料を設置しました。
- 9月27日、28日に、地上から流体実験ラックの画像取得処理装置(IPU)を起動しCOSMICの機能確認を行いました。
- 9月29日、宇宙飛行士がCOSMICの機能確認で使用した試料およびペイロードラップトップターミナル(PLT)を片付けた後、COSMICカバーを設置しました。
- ※7 モデル生物を用いた宇宙フライトが及ぼす加齢への影響(Neural Integration System)
- ※8 ライブイメージングシステム(Confocal Space Microscopy: COSMIC)
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2022.10.10-2022.10.23 | [ pdf: 408.8 KB] | 73400 |
先週の実績 2022.9.26-2022.10.9 | [ pdf: 395.7 KB] | 73399 |