船外ポート利用プラットフォーム

＜中型曝露実験アダプタ（i-SEEP）^※1：HDTV-EF2^※2 カメラ撮影＞

• 5月25日、商用有人宇宙船CST-100スターライナー第2回無人飛行試験機（OFT-2）がISSから離れる様子を撮影しました。
• 5月27日、有償利用ミッションの撮影を行いました。

• ^※1 中型曝露実験アダプタ（IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP）による船外利用
• ^※2 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム（HDTV-EF2）

革新的材料研究支援プラットフォーム（静電浮遊炉）

＜静電浮遊炉（ELF）^※3 を利用した実験＞

• 5月25日、地上から多目的実験ラック2（MSPR2）を起動し、ELF実験（Fragility）^※4 を行いました。
• 5月31日、宇宙飛行士が試料を除去し、地上からMSPR2を起動して試料カートリッジおよびホルダの動作確認を行いました。翌6月1日、3日、地上からMSPR2を起動して、ELF実験（Fragility）を行いました。

• ^※3 静電浮遊炉（Electrostatic Levitation Furnace: ELF）利用サービス
• ^※4 新奇機能性非平衡酸化物創製に向けた高温酸化物融体のフラジリティーの起源の解明（Fragility）

超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

＜FLARE実験^※5 を行っています＞

• 5月23日、24日、26日、30日、31日、6月2日、地上から多目的実験ラック（MSPR）を起動し、固体燃焼実験装置（SCEM）^※6 で実験を行っています。

• ^※5 火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価（FLARE）
• ^※6 固体燃焼実験装置（Solid Combustion Experiment Module: SCEM）

国際協力の推進

＜第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会（3^rd Kibo-RPC）^※7 のテクニカルリハーサル＞

• 9月に予定されている第3回Kibo-RPCに向け、5月26日に宇宙飛行士がISSの船内ドローンAstrobee（NASA）を使いテクニカルリハーサルを行いました。

• ^※7 「きぼう」ロボットプログラミング競技会（Kibo-RPC）
• 関連トピックス：第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の参加チーム募集について

継続実施中

船外ポート利用プラットフォーム

• 全天のX線天体の監視（MAXI）
• 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測（CALET）
• 中型曝露実験アダプタ（i-SEEP）搭載装置：HDTV-EF2カメラの利用
• 簡易材料曝露実験ブラケット（Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS）を利用した曝露実験
• 全固体電池軌道上実証装置（All Solid State Li-ion Batter: Space AS-LiB）
• ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム（HISUI）*外部サイト

物質・物理科学分野、生命科学分野、他

• 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響（Cerebral Autoregulation）
• 微小重力の環境で老化が加速するメカニズムの研究（Phospho-aging）

資料