古川聡宇宙飛行士の訓練の様子を公開！

今回の訓練は、「きぼう」日本実験棟のエアロックに関する作業の技能維持を目的としています。小型衛星放出機構（JEM Small Satellite Orbital Deployer: J-SSOD）や、中型曝露実験アダプタ（IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP）などの装置を船外に出すための準備として、エアロックを開いてスライドテーブルを引き出し、訓練用の模擬装置をスライドテーブルへ取り付けて、スライドテーブルをエアロック内に格納し、エアロックを閉める作業の訓練を行います。軌道上での様々な不測の事態にも対処できるよう、作業途中で不具合が発生するというシナリオが用意されています。今回は、スライドテーブルが電動でエアロック内に格納されるところ、途中で異常停止したという設定でした。不具合の対策として、手動でスライドテーブルをエアロックに格納し、タスクを完了させました。