利用状況と今後の予定

公開 2025年1月 8日

超小型衛星放出プラットフォーム

<超小型衛星(J-SSOD)※1 の片付け>
  • 12月9日に行われたJ-SSOD#30の片付けとして、12月24日に地上から「きぼう」エアロック(JEMAL)を加圧し、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルを「きぼう」船内に伸展させて、スライドテーブル上のMPEP※2 からJ-SSODを取り外しました。その後、宇宙飛行士が連携してMPEPを取り外しました。


船外ポート利用プラットフォーム

<HDTV-EF2※3 カメラ撮影>
  • 12月18日、23日、地上からの操作で中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※4 上のHDTV-EF2による撮影を行いました。


民間利用の拡大

<KIBO宇宙放送局(THE SPACE SUNRISE LIVE 2025)>
  • 12月31日から翌1月1日にかけて、KIBO宇宙放送局のプログラム「THE SPACE SUNRISE LIVE 2025」がライブ配信されました。地上からの操作により、ISS船外カメラを用いて、宇宙からの「初日の出」と「日の入」の様子などが届けられました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機(Int-Ball2)※5 の機能確認準備>
  • 12月23日、地上からInt-Ball2の設定ファイルをアップリンクし、フライトソフトウェアが正常に動作することを地上から確認しました。
  • 12月24日、宇宙飛行士と地上が連携してInt-Ball2の実証プラットフォームモードの動作確認を行い、翌25日に取得したデータをダウンリンクしました。

<次世代水再生実証システム(JWRS)※6 の回収準備>
  • 12月17日、JWRSの地上への回収に向けて、宇宙飛行士がJWRSの冷却水ラインに蓄圧容器を取り付けました。


学術研究の推進

<Hicari-II※7 Run#7実験完了>
  • 12月3日から継続していた温度勾配炉(GHF)※8 のシーケンス加熱を、12月19日に終了しました。その後、地上から結晶成長のモニタを続けています。
  • 1月3日、地上からの結晶成長のモニタを終了し実験を完了しました。その後、地上からGHFを遮断しました。

<Plant UV-B※9 Run#2実験準備>
  • 12月24日、宇宙飛行士が、Plant UV-B実験準備の一環として、細胞培養装置(CBEF)※10 Rの換気ファンに目張りを行いました。その後、地上からCBEFの乾燥運転を実施した後に、CBEFおよび細胞培養ラックを遮断しました。


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
先週の実績 ​2​0​24.​​12.16-​2​0​25.​1.15 [ pdf: 393.8 KB] 74085
今週・来週の予定 2​0​25.1.6-​2​0​25.1.19 [ pdf: 361.7 KB] 74084

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
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