公開 2024年10月 2日
革新的材料研究支援プラットフォーム
<静電浮遊炉(ELF)※1 を利用した実験>
- 9月17日、19日、24日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(Unconventional Glass)※2 を行いました。
- 9月26日、宇宙飛行士が試料カートリッジを清掃し、試料ホルダを交換しました。その後、地上からMSPR2を起動して試料ホルダ交換後の機能確認を行い、MSPR2を遮断しました。
- ※1 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※2 機能性高充填密度ガラスの融液物性計測による機能発現メカニズムの解明(Unconventional Glass)
先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)
<FLARE※3 実験を継続中>
- 9月18日、20日、25日、27日に、地上から多目的実験ラック(MSPR)および固体燃焼実験装置(SCEM)※4 を起動してFLARE実験を行いました。
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機(Int-Ball2)※5 の機能確認>
- 9月20日に行った「きぼう」船内実験室(JPM)でのKibo-RPC撮影データを、24日に地上からダウンリンクしました。
- 地上からInt-Ball2のソフトウェアを更新し、機能確認を行いました。その後、地上からデータのダウンリンクを行いました。
国際協力の推進
<第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(5th Kibo-RPC)※6 軌道上決勝大会に向けた運用>
- 9月19日、宇宙飛行士が第5回Kibo-RPC軌道上決勝大会に向けた軌道上運用の準備のため、競技に使用するAstrobeeの準備と手順の確認を行いました。
- 9月20日、軌道上の宇宙飛行士と地上の運用チームが協力して軌道上運用を行いました。この運用の様子は撮影され、11月9日に開催する軌道上決勝大会で集計した結果を発表する予定です。
その他
<小型衛星放出機構(NRCSD#28)の準備※7>
- 9月17日、NRCSD#28に向けた準備として、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を操作し、子アーム(SFA)をSFA保管装置(SSE)から取り出しました。その後、地上から「きぼう」エアロック(JEMAL)を起動して加圧しました。
- 9月18日、NRCSD#28の準備として、宇宙飛行士が地上と連携して「きぼう」船内でJEMALスライドテーブルにMPEP※8を取り付けた後、MPEP上にNRCSDを取り付けました。
- ※7 米国NanoRacks社製の小型衛星放出機構(NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD)による小型衛星放出の第28回シリーズ
- ※8 親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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先週の実績 2024.9.16-2024.9.29 | [ pdf: 372.0 KB] | 74028 |
今週・来週の予定 2024.9.30-2024.10.13 | [ pdf: 327.3 KB] | 74027 |