利用状況と今後の予定

公開 2024年8月21日

船外ポート利用プラットフォーム

<HDTV-EF2※1 カメラ撮影>
  • 8月8日、地上からの操作でi-SEEP※2 上のHDTV-EF2による撮影を行いました。


革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験>
  • 7月30日、8月1日、6日、8日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験を行いました。
  • 8月9日、宇宙飛行士がELFガスボトルユニットを交換しました。


先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE※4 実験を継続中>
  • 7月29日、地上から多目的実験ラック(MSPR)および固体燃焼実験装置(SCEM)※5 を起動してFLARE実験を行いました。
  • 7月30日、宇宙飛行士がFLARE実験で使用するガスボトルユニットを交換した後、地上からMSPRおよびSCEMを起動して機能確認を行いました。
  • 7月31日、地上からMSPRおよびSCEMを起動してFLARE実験を行いました。その後、試料交換の準備を行い、翌8月1日に試料を交換しました。
  • 8月2日、地上からMSPRおよびSCEMを起動してSCEMを加圧した後、8月5日まで加圧リークチェックを行いました。その後引き続き、8月6日まで減圧リークチェックを行いました。
  • 8月7日、9日、地上からMSPRおよびSCEMを起動してFLARE実験を行いました。
  • 8月14日、地上からMSPRおよびSCEMを起動し、試料カードの回収を行いました。


国際協力の推進

<第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(5th Kibo-RPC)※6 のリハーサル実施>
  • この秋に予定されている第5回Kibo-RPC軌道上決勝大会に向け、8月8日、宇宙飛行士がリハーサルの準備として、「きぼう」船内実験室(JEM)内に保管されている物品の一時移動などを行いました。
  • 翌8月9日、宇宙飛行士が地上と連携してKibo-RPCのリハーサルを行いました。


学術研究の推進

<Plant UV-B※7 実験開始>
  • 8月8日、実験に向けた準備として、シグナス補給船運用21号機(NG-21)でISSに到着し、冷凍・冷蔵庫(MELFI)※8 で冷蔵保管していた試料を、宇宙飛行士が取り出して給水処置を行った後、再度MELFIに冷蔵保管しました。
  • 翌8月9日、宇宙飛行士が試料をMELFIから取り出し、植物実験ユニット(PEU)※9 に収納して細胞培養装置(CBEF)※10 に設置した後、地上からCBEFを操作してRun#1実験を開始しました。
  • 8月14日、宇宙飛行士がCBEFに設置しているPEUを取り出して追加給水を行った後、再度CBEFに設置して生育を再開しました。シロイヌナズナの生育状況はPEU内設置のCCDカメラで毎日モニターしており、実験は現在も継続中です。


その他

<「きぼう」エアロックの活用:米国の船外実験装置NREP※11 の船外設置>
  • 8月8日、宇宙飛行士が連携して、「きぼう」エアロック(JEMAL)スライドテーブル上のNREPを取り外して、MSPRのワークベンチで試料を取り付けました。その後、宇宙飛行士が連携して再度JEMALスライド テーブル上にNREPを取り付けて、JEMALに収納しました。
  • 翌8月9日、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)およびJEMALを操作して、JEMALスライドテーブル上のNREP#9を船外に搬出し、JEMRMSでNREP#9を把持して船外ポート4番(EFU#4)に設置しました。
  • 8月13日、地上からJEMALを加圧しました。
  • ※11 米国NanoRacks社の船外実験装置


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​24.8.19-​2​0​24.9.1 [ pdf: 371.1 KB] 74003
先週の実績 ​2​0​24.​​7.29-​2​0​24.​8.18 [ pdf: 392.8 KB] 74002

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
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