公開 2024年5月22日
革新的材料研究支援プラットフォーム
<静電浮遊炉(ELF)※1 を利用した実験を行っています>
- 5月7日、9日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動してELF実験(Interfacial Energy)※2 を行いました。
- 5月10日、ELF実験準備として、宇宙飛行士が「きぼう」の共通ガス供給装置(CGSE)※3 の新型アルゴンガスボトルを交換しました。
- 5月14日、16日、地上からMSPR2を起動してELF実験(IE)を行いました。
- ※1 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※2 静電浮遊法を用いた鉄鋼精錬プロセスの基礎研究~高温融体の熱物性と界面現象~(Interfacial Energy)
- ※3 「きぼう」の共通ガス供給装置(JEM Common Gas Support Equipment: CGSE)
先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)
<FLARE実験※4 を行いました>
- 5月8日、10日、13日に、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動して固体燃焼実験装置(SCEM)※5 でFLARE実験を行いました。
- 5月14日、FLARE実験実験準備として、SCEM試料の交換作業に着手しました。
学術研究の推進
<Hicari-II※6 実験Run#6開始>
- 5月16日、Hicari-II実験(Run#6)の準備として、宇宙飛行士が試料カートリッジを組み立てて温度勾配炉(GHF)※7 に取り付けました。
- 5月20日、地上からGHFを起動し、炉内の真空引きを開始しました。
国際協力の推進
<第5回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(5th Kibo-RPC)※8 のリハーサル>
- この秋に予定されている第5回Kibo-RPCに向け、5月15日、16日に宇宙飛行士がNASAのAstrobeeを使う準備を行い、翌5月17日にテクニカルリハーサル1を行いました。
その他
<小型衛星放出機構(NRCSD#28)※9 の取り外し>
- 4月中旬に行ったNRCSD#28の片付け作業として、5月9日、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を加圧し、その後、2人の宇宙飛行士が連携し、「きぼう」エアロック(JEMAL)のスライドテーブルを船内側に伸展させ、スライドテーブル上のMPEP※10 とNRCSD#28を取り外しました。
- ※9 米国NanoRacks社製の小型衛星放出機構(NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD)による小型衛星放出の第28回シリーズ
- ※10 親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2024.5.20-2024.6.2 | [ pdf: 384.5 KB] | 73948 |
先週の実績 2024.5.6-2024.5.19 | [ pdf: 397.9 KB] | 73947 |