利用状況と今後の予定

公開 2024年4月24日

船外ポート利用プラットフォーム

<HDTV-EF2※1 カメラ撮影>
  • 4月11日、「きぼう」から超小型衛星が放出される様子を、i-SEEP※2 上のHDTV-EF2で撮影しました。
  • 4月16日、21日に、地上からの操作でi-SEEP上のHDTV-EF2による撮影を行いました。


超小型衛星放出プラットフォーム

<超小型衛星を放出しました(J-SSOD#28)※3
  • 4月8日、複数の宇宙飛行士が地上と連携し、「きぼう」エアロック(JEMAL)スライドテーブル上のMPEP※4 にJ-SSOD#28を取り付けました。
  • 4月9日、宇宙飛行士と連携して地上から超小型衛星の放出に向けた動作確認を行いました。その後、宇宙飛行士がJ-SSODを JEMAL内に収納しました。翌10日、JEMALを減圧しました。
  • 4月11日、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)とJEMALを操作し、J-SSODを小型衛星放出ポジションへ移動し、地上からの操作によりJ-SSODに搭載された超小型衛星を2回(1回目:CURTIS、2回目:KASHIWA、MicroOrbiter-1)に分けて放出しました。また、各回の放出の様子を宇宙飛行士が撮影を行いました。
  • 4月12日、地上からJEMRMSを操作してJ-SSODをJEMAL内に搬入し、翌13日にJEMRMSを遮断しました。
  • 4月15日、地上からJEMALを起動・加圧した後、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルを「きぼう」船内に伸展させ、スライドテーブル上のJ-SSODを取り外しました。


革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※5 を利用した実験を行っています>
  • 4月9日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動してELF実験(UYNA)※6 を行いました。1月から実施したUYNA実験が無事完了しました。
  • 4月18日、宇宙飛行士がELFの試料カートリッジを清掃し、試料ホルダを交換しました。その後、地上からMSPR2を起動して機能確認を行ない、MSPR2を遮断しました。


先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE実験※7 を行いました>
  • 4月8日、10日、12日、15日、17日、18日、19日に、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動して固体燃焼実験装置(SCEM)※8 でFLARE実験を行いました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機(Int-Ball2)※9 の機能確認>
  • 4月19日、宇宙飛行士がInt-Ball2の自動リリース・自動ドッキング機能の確認を実施しました。


その他

<小型衛星放出機構(NRCSD#27)※10 から小型衛星を放出しました>
  • 4月16日、NRCSD#27の準備として、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブル上のMPEP※11 にNRCSD#27を取り付け、その際に写真撮影も行いました。翌17日に、地上からJEMALを減圧しました。
  • 4月18日、地上からJEMRMSとJEMALを操作してNRCSDを船外に搬出し、小型衛星放出ポジションへと移動しました。その後、地上からの操作でNRCSDに搭載された小型衛星を4回に分けて放出しました。また、小型衛星放出の様子を、2名の宇宙飛行士で前半2回と後半2回に分けて写真撮影を行いました。
  • 4月19日、地上からJEMRMSおよびJEMALを操作し、NRCSDをJEMAL内に搬入しました。翌20日、地上からJEMALを遮断しました。


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​24.4.22-​2​0​24.5.5 [ pdf: 365.4 KB] 73920
先週の実績 ​2​0​24.​​4.8-​2​0​24.​4.21 [ pdf: 364.9 KB] 73919

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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