利用状況と今後の予定

公開 2023年9月20日

船外ポート利用プラットフォーム

<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※1:HDTV-EF2※2 カメラ撮影>
  • 9月10日、i-SEEP上のHDTV-EF2による撮影を行いました。

<i-SEEP:SeCRETS※3 の運用開始>
  • 9月5日から8日、SeCRETSのレーザ光を用いた光通信実験に向けた機能確認を地上から行いました。
  • 9月14日、SeCRETSのレーザ光を用いた光通信実験を開始しました。


革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)

<静電浮遊炉(ELF)※4 を利用した実験を行っています>
  • 9月4日、8日に、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(RIIST)※5 を行いました。
  • 9月12日と14日、宇宙飛行士が試料ホルダの交換作業行いました。
  • 9月15日、地上からMSPR2を起動し、ELF実験(RIIST)を行いました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<次世代水再生実証システム(JWRS)※6 の長期実証Run>
  • 9月6日から7日と9月13日から14日、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動し、JWRS長期実証Runを行いました。その後、宇宙飛行士がサンプル採取し、MELFI※7 に収納しました。


宇宙実験を支える基盤技術の強化

<遺伝子機能発光イメージング解析装置(TELLAS)※8 の機能確認および片付け>
  • 9月7日、宇宙飛行士がTELLASを設置し、その後、TELLASの起動を地上から行いました。 また、翌8日にかけて、定期点検のためのデータ取得を地上から行いました。
  • 9月12日、宇宙飛行士がTELLASを片付けました。


国際協力の推進

<第4回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(4th Kibo-RPC)※9 軌道上決勝大会>
  • 9月12日、宇宙飛行士が第4回Kibo-RPC軌道上決勝大会に向け、手順の確認と、競技に使用するAstrobeeの準備を行いました。
  • 9月13日、軌道上の宇宙飛行士と地上の運用チームが協力し、第4回Kibo-RPC軌道上決勝大会を行いました。この様子は10月ごろに開催する、軌道上決勝大会の結果発表イベントで放送される予定です。
  • 9月14日、宇宙飛行士が競技に使用したAstrobeeの片付けを行いました。


その他

<「きぼう」エアロックの活用:Langmuir Probe(m-NLP)※10 の船外搬出>
  • 9月12日、「きぼう」エアロック(JEMAL)を操作して宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルにm-NLPを取り付け、その後、スライドテーブルをJEMALに収納しました。
  • 9月17日、地上からJEMALを起動してJEMALスライドテーブルを船外に伸展させた後、NASAによるISSロボットアーム(SSRMS/SPDM)操作で、JEMALスライドテーブル上のm-NLPを「コロンバス」欧州実験棟船外プラットフォーム「バルトロメオ」に設置しました。その後JEMALスライドテーブルをJEMAL内に収納しました。
  • ※10 Multi-Needle Langmuir Probe (m-NLP)は欧州宇宙機関開発の装置で低中緯度の地球電離圏での磁場環境の観測を目的とします

<古川宇宙飛行士による軌道上記者会見>
  • 9月13日、古川宇宙飛行士は軌道上記者会見に向けた手順の確認を行い、翌14日、軌道上記者会見を行いました。


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 ​2​0​23.9.18-​2​0​23.10.1 [ pdf: 361.3 KB] 73733
先週の実績 2​0​2​3.​9.4-​2​0​23​.​9.17 [ pdf: 382.2 KB] 73732

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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