公開 2023年8月23日
新薬設計支援プラットフォーム
<高品質タンパク質結晶生成実験 LTPCG※1 #9を継続中)>
- 6月6日から引き続き、「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)でLTPCG#9の実験を継続しています。
- ※1 高品質タンパク質結晶生成実験(4℃)(Low Temperature Protein Crystal Growth: LTPCG)
- (参考)高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA MT PCG#9、JAXA LT PCG#9)を開始しました
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※2:HDTV-EF2※3 カメラ撮影>
- 8月7日と13日に、i-SEEP上のHDTV-EF2による地上撮影を行いました。
- ※2 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※3 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※4 を利用した実験を行っています>
- 8月7日に、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(Laser Debris Removal)※5 を行いました。また実験終了後、宇宙飛行士が試料ホルダを交換し、地上から試料ホルダ交換後の機能確認を行いました。
- 8月18日、地上からMSPR2を起動し、米国3番目のELF実験(RIIST)※6 を行いました。
- ※4 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※5 スペースデブリ・レーザーナッジのための推進力計測実験(Laser Debris Removal)
- ※6 RIISTテーマ
実験テーマ:Resonance Induced Instability for Surface Tension determination (RIIST)
研究代表者:米国Florida大学 Ranga Narayanan教授
トピックス:静電浮遊炉を利用した米国の3番目の実験を開始しました!
国際協力の推進
<第4回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(4th Kibo-RPC)※7 のリハーサル>
- この秋に予定されている第4回Kibo-RPCに向け、8月15日に宇宙飛行士がNASAのAstrobeeを使う準備を行い、翌16日にテクニカルリハーサル2を行いました。
- 8月17日、宇宙飛行士がテクニカルリハーサル2の片付けを行いました。
米国ミッションによる「きぼう」船外実験プラットフォームの利用
<米国の船外実験装置NREP※8 の船外搬出と設置>
- 8月7日、NREPの設置準備として、船外ポート4番(EFU#4)の動作を地上から確認を行いました。
- 8月15日、宇宙飛行士が「きぼう」エアロック(JEMAL)スライドテーブルを船内に伸展させてNREP#8を取り付け、JEMALに戻しました。翌16日に地上からJEMALを減圧しました。
- 8月18日、地上からJEMALを操作してNREPを船外に搬出し、EFU#4に設置しました。
- ※8 米国NanoRacks社の船外実験装置
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2023.8.21-2023.9.3 | [ pdf: 394.2 KB] | 73716 |
先週の実績 2023.8.7-2023.8.20 | [ pdf: 420.8 KB] | 73715 |