公開 2023年8月 9日
新薬設計支援プラットフォーム
<高品質タンパク質結晶生成実験 LTPCG※1 #9を継続中)>
- 6月6日から引き続き、「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)でLTPCG#9の実験を継続しています。
- ※1 高品質タンパク質結晶生成実験(4℃)(Low Temperature Protein Crystal Growth: LTPCG)
- (参考)高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA MT PCG#9、JAXA LT PCG#9)を開始しました
超小型衛星放出プラットフォーム
<超小型衛星放出機構(J-SSOD)※2 を取り外しました>
- 7月19日に行われたJ-SSOD#26の片づけとして、7月27日に地上から「きぼう」エアロック(JEMAL)を加圧し、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルを「きぼう」船内に伸展させて、スライドテーブル上のMPEP※3 からJ-SSOD取り外しました。
- 翌28日、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブル上のMPEPを取り外しました。
- ※2 小型衛星放出機構(J-SSOD)による超小型衛星放出の第26回シリーズ
- ※3 親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)
- (参考)「きぼう」から超小型衛星2機放出に成功!
船外ポート利用プラットフォーム
<「HISUI」※4 の運用支援>
- 7月26日、宇宙飛行士がミッションデータレコーダー(Mission Data Recorder:MDR)のハードディスクドライブ交換を行いました。
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※5 を利用した実験を行っています>
- 7月28日と31日に、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(Laser Debris Removal)※6 を行いました。
- ※5 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※6 スペースデブリ・レーザーナッジのための推進力計測実験(Laser Debris Removal)
宇宙実験を支える基盤技術の強化
<ライブイメージングシステム(COSMIC)※7 の動作確認後の片付け>
- 7月26日、宇宙飛行士がCOSMICのステージ温度の記録を取得した後の片付けを行い、COSMICのカバーを取り付けました。
<CBEF※8 の動作確認および装置の取り付けを行いました>
- 今後の実験のための植物実験ユニット(PEU)※9 のプログラムの動作確認の準備として、7月31日、宇宙飛行士がペイロードラップトップターミナル(PLT)のセットアップを行いました。
- 翌8月1日に、宇宙飛行士がCBEFの1G部および1μG部にPEUを設置しました。
- ※8 細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)
- ※9 植物実験ユニット(Plant Experiment Unit: PEU)は生物実験ユニット(Biological Experiment Unit: BEU)の1種
スペシャルトピックス:「きぼう」エアロックの活用
<米国の船外実験装置NREP※10 の搭載装置を取り付けました>
- 7月28日、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブル上にNREPを取り付けました。
- ※10 米国NanoRacks社の船外実験装置
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2023.8.7-2023.8.20 | [ pdf: 375.6 KB] | 73679 |
先週の実績 2023.7.24-2023.8.6 | [ pdf: 414.8 KB] | 73678 |