利用状況と今後の予定

公開 2022年3月23日

超小型衛星放出プラットフォーム

<超小型衛星放出の準備(J-SSOD#21※1)>
  • 3月14日、地上から「きぼう」エアロックを加圧した後、「きぼう」エアロックスライドテーブル上にMPEP※2 を取り付け、MPEP上にJ-SSODを取り付けました。
  • 3月17日、配線の繋ぎ変えを行った後、地上から放出に向けた機能確認を行いました。その後、配線を元に戻し、ロンチロックの取り外しおよびMLI※3 カバーの取り付けを行い、J-SSODを「きぼう」エアロック内に収納しました。


船外ポート利用プラットフォーム

<中型曝露実験アダプタ2(i-SEEP2)※4 の設置>
  • 3月7日、前日から引き続き、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を操作し、i-SEEP2の設置を行った子アーム(SFA)をSSE(Small Fine Arm Stowage Equipment)に片付けました。


スペシャルトピックス:「きぼう」エアロックの活用

<米国の船外実験装置NREP※5 の搬入搬出>
  • 3月8日、地上からJEMRMSを操作し、「きぼう」エアロック経由でNREP#5を船内に搬入し、翌9日、搭載装置の交換を行いました。
  • 3月11日、JEMRMSを操作し、「きぼう」エアロック経由でNREP#6を船外に搬出しました。
  • ※5 米国NanoRacks社の船外実験装置


宇宙実験を支える基盤技術の強化

<固体燃焼実験装置(SCEM)※6 の準備>
  • FLARE実験※7 に向け、3月9日、SCEMセットアップ用物品の準備を行い、翌10日から11日、SCEMを多目的実験ラック(MSPR)のワークボリューム(WV)に設置してセットアップを行いました。
  • 3月14日、17日、21日に、地上からMSPRを起動し、SCEMのCPUボードの機能確認を行いました。

<ライブイメージングシステム(COSMIC)※8 定期メンテナンス>
  • 3月16日、COSMICの定期メンテナンスを行いました。
  • ※8 ライブイメージングシステム(Confocal Space Microscopy: COSMIC)

<「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫2(FROST2)の通信・制御ユニット交換>
  • 3月11日、FROST2の通信・制御ユニットの交換を行いました。
  • 3月18日、機能確認準備のための設定を軌道上で行い、その後、地上からFROST2の機能確認を行いました。


研究者の内在的動機に基づく学術研究の推進

<Hicari-II※9 の加熱を行っています>
  • 地上から温度勾配炉(GHF)※10 のシーケンスによる加熱を続け、3月20日、Hicari-II(Run1)が終了しました。

<JEM Microbe※11 サンプリングの実施>
  • 「きぼう」船内実験室(JPM)と「きぼう」船内保管庫(JLP)からサンプルを採取し、冷凍・冷蔵庫(MELFI)※12 に保管しました。


継続実施中

船外ポート利用プラットフォーム

物質・物理科学分野、生命科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​22.​3.21-​2​0​22.4.3 [ pdf: 386.5 KB] 73201
先週の実績 2​0​2​2​.​​3.7-​2​0​2​2​.​3.20 [ pdf: 384.5 KB] 73200

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
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