公開 2021年9月29日
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※1 :HDTV-EF2※2 カメラ撮影>
- 9月19日、i-SEEP上のHDTV-EF2で撮影を行いました。
- ※1 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※2 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
<i-SEEP:SOLISS※3 の実験を完了しました>
- 9月14日、15日、20日、地上からSOLISS実験を行い、予定していた実験をすべて完了しました。
- 9月17日から20日にかけて、SOLISSの船内搬入に向け、「きぼう」エアロック(JEMAL)を減圧や、「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)と子アーム(SFA)の準備などを行いました。
- 9月21日、地上からJEMRMSのSFAを操作し、船外ポート(5番)に設置されていたi-SEEPを取り外し、JEMALに搬入しました。翌22日、i-SEEPに搭載されているSOLISSを取り外し、次の実験装置を設置しました。
研究者の内在的動機に基づく学術研究の推進
<JEM Microbe※4 のサンプリング実施>
- 9月17日、2回目となる「きぼう」船内の微生物サンプリングを行い(第1回は2020年12月実施)、冷凍・冷蔵庫(MELFI)に格納しました。
<Anti-Atorophy※5 、Space Embryo※6 実験の片付け>
- 9月13日、Anti-Atorophy、Space Embryo実験片付けの一環として、「きぼう」の共通ガス供給装置(CGSE※7 )のCO2供給バルブを閉じました。
- 9月16日、今後しばらく細胞実験ラックでCO2を使用する計画がないため、ラックにCO2を供給するラインを取り外しました。
- ※5 無重力や寝たきりによる筋萎縮の予防に有効なバイオ素材の探索(Anti-Atrophy)
- ※6 微小重力環境下での哺乳類初期胚の発生能について(Space Embryo)
- ※7 JEM Common Gas Support Equipment: CGSE
国際協力の推進
<第2回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)※8 軌道上決勝大会の延期>
- 9月14日、第2回Kibo-RPCに向けて、軌道上と地上でブリーフィングを行いました。その後、使用するAstorobeeの準備を行いました。
- 9月15日、第2回Kibo-RPC軌道上決勝大会を行う予定でしたが、技術的な確認事項が発生したため、延期となりました。
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 簡易曝露実験装置(ExHAM)を利用した曝露実験
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
- 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響(Cerebral Autoregulation)
- 微小重力の環境で老化が加速するメカニズムの研究(Phospho-aging)
- 閉鎖微小重力環境下におけるプロバイオティックスの継続摂取による免疫機能及び腸内環境に及ぼす影響の検討に係る共同研究(Probiotics)
資料
タイトル | サイズ | ID |
---|---|---|
今週・来週の予定 2021.9.27-2021.10.10 | [ pdf: 373.1 KB] | 73035 |
先週の実績 2021.9.13-2021.9.26 | [ pdf: 382.0 KB] | 73034 |