微小重力環境下での哺乳類初期胚の発生能について

公開 2021年5月18日

Space EmbryoEarly Mammalian Embryogenesis Under Microgravity in Space

実施中
宇宙利用/実験期間 2021年 ~ 2021年
研究目的 国際宇宙ステーション(ISS)の微小重力環境を利用して哺乳類初期胚の発生における重力の重要性を検証します。
宇宙利用/実験内容 将来、人類は宇宙へ進出し繁栄すると考えられていますが、ほ乳類が宇宙で子供を作れるのか科学的には明らかになっていません。本実験では、ほ乳類の受精卵が宇宙の微小重力下でも正常に胚盤胞(細胞の分化が始まり内部に空間ができた段階)まで発生できるのか調べます。
打ち上げたマウス凍結2細胞期胚を、新たに開発した簡単に初期胚を解凍し培養するシステムを用いて解凍した後、ISSの微小重力環境で4日間培養します。地上に回収後、胚の発育速度や遺伝子発現、胚盤胞への発生、胎児側と胎盤側への細胞分化が正しく起こるのかなどを観察し、胚の正常性と細胞の分化/運命決定における重力の影響を調べる予定です。
期待される利用/研究成果 この研究により、哺乳類の初期発生において、重力という物理的な刺激が正常な発生および分化過程においてどのような影響を与えているのか確認し、哺乳類の赤ちゃんが生まれるためには重力が必要なのかを明らかにします。
研究論文
雑誌名
PLoS One. 2009 Aug 25;4(8):e6753.
論文名
著者名
Sayaka Wakayama 1, Yumi Kawahara, Chong Li, Kazuo Yamagata, Louis Yuge, Teruhiko Wakayama
DOI
10.1371/journal.pone.0006753
関連トピックス

若山 照彦 WAKAYAMA Teruhiko

山梨大学 発生工学研究センター 教授


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